(株)京都工芸【タオルはまかせたろ.com】 タオルソムリエ 寺田 元 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
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2019年12月19日(木)更新
タダでテレビに取り上げられる方法
人気情報番組の放送作家がこっそり教える タダでテレビに取り上げられる方法 石田 章洋氏 著
先般永年お世話になっているこの経営者会報ブログの退会の挨拶に日本実業者出版社へ
訪問した際に以前に私の著書を手掛けてくださった編集の川上さんと久しぶりに再会することが
できました。
その川上さんから「寺田さんが携わられたタオルが広まる一助になれればと」と献本が届きました。
来年2020年に開催される東京オリンピックに向けて日の丸タオルを意識しての
彼なりのお手伝いをという温かい気持ちが伝わってくる・・・。
テレビがオワコンと言われる時代であったとしてもテレビの影響力がいかにすごいかということと
そのテレビに自社が取材を受けるために必要な要素は何かを分かりやすくまとめてある1冊である。
著書の石田さんとは面識はないがテレビの人気情報番組の放送作家さんであるがゆえに
業界の中を知り尽くしているからこそ伝えたいと思われる気持ちが随所に書かれている。
川上さんはSNSで 【新刊の最初に考えた帯コピーは「本当は誰にも教えたくなかった」でした】
と書かれるほど誰もが知りたい内容が詰まっている一冊になっている。
サクッと読めるが行動に移してこそ著者の本来の願いであろうと感じる1冊。
日の丸タオルが著書に書かれている取り上げていただく要素はすべて詰まっている。
自社の準備をしっかりとしてメディアに出ても対応できるようしておきたい。
ありがとうございました。
経営者会報ブログは年内で寄稿を終了します。
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2019年08月05日(月)更新
藤高タオル百年史【限りなき変化と継続】
2008年10月17日(金)。
私は以前からお噂をかねがね聞いていた四国タオル工業組合(現今治タオル工業組合)
の理事長の藤高社長と初めてお会いすることが叶いました。
11年前、今治タオルプロジェクトを理事長として産地を変革させていくことを
決意された藤高豊文社長。
もしこのプロジェクトが進行していなければ私はタオルソムリエという肩書も
タオルはまかせたろの通販サイトも全く違った方向に向かっていたことでしょう。
ワインを傾けながら藤高社の営業マンを紹介いただき
こんにちまでに至る経緯は私のブログにも多数ご紹介しているので
日々の親交は深いことと察していただいているかと思います。
豊文氏のご氏族とも食事を共にする機会にも恵まれ
100年続く老舗企業の経営者としてのご苦労と険しい経営の内容を
お伺いしてまいりました。
この度、藤高社100周年を記念して発刊されました
藤高タオル百年史【限りなき変化と継続】 が弊社にも届けられました。
歴代経営者ならびに日本・愛媛・タオル業界の動向を藤高社の歩みとともに
まとめあげられた内容となっています。
なぜ、この会社が選ばれ、そしてこの会社が愛され、脈々と経営が継続できるのかは
一途な社長の思いがあるからだと改めて思いました。
100年が終着ではなくここから新たな時代を迎え入れる体制をスタートされています。
ますますのご繁栄を心よりお祝い申し上げさらなる親交をいただけますようよろしくお願い申し上げます。
2019年07月14日(日)更新
ROCK BEING
久しぶりにブランドと言う言葉を私の芯の部に叩き込んでくださった師匠の
阪本啓一氏の本を読ませていただいた。
昨年まではMaidoインターナショナルの受講もあったり一緒に
海外勉強会に行ったりさせていただいていたので親交も多かったのですが
一挙に距離が空いてしまい昨年に書かれたこのROCK BEING の著書も
本日読んだという状況でした。
阪本さんが新たな通貨を作成されたことでてっきり購入できているものと
私が勘違いをしたままこの本が届くのを待っていたのです。
すっかり私が忘れてしまってことが原因で
正直にお詫びをしたらわざわざ送付してくださいました。
さてさて、本の中身はというと
自らをBEING ROCK!として還暦とともに描き切った自伝書は
今までのコンサル的な要素は微塵もなくひたすらROCKとはなんぞやを
体験から描きまくるという内容でした。
いわば、無茶しようということだ。
自身の人生を振り返れば私自身もROCKな生き方で常識や王道はなく
いかにオンリーワンの道探しだったように思う。
それは基礎や教育の芯の部分や正悪だけだはない生きる上での経験があっての
判断から導いた道である。
しかしこの年になると角がとれて人の意見を聞くようになってくる私と
自らの生き方だけでいこうという阪本氏の距離は広がっていくばかりだ。
師匠の生き方を応援しながら私のROCKを極めていく生き方をしていきたいと
感じた本でした。
ありがとうございました。
2019年04月21日(日)更新
Number(ナンバー)976号「完全保存版 イチロー戦記。」
Number(ナンバー)976号「完全保存版 イチロー戦記。」
新幹線に乗り込む前に書店で手にすると一気に戦記を読んだ。
戦記というタイトルは如何なものかと思いながらも
中身を見ればそれを十分に物語るイチロー氏の野球への道が
各方面の角度から綴られていて学び多く拝読させていただいた。
Number(ナンバー)はスポーツジムに通っている際の愛読書であったが
いまでは976号となるナンバリングがファンの熱さを感じさせる。
その976号はベストセラー扱いになるほどやはりイチロー氏の
戦記は国民の関心ごとのなんだと思う。
その意味で編集者は敬意を評し重責の中で記事にされたと
感じる一冊になっている。
私は彼の哲学をこの一冊で十分に知れるほどに値すると
思えるほど家宝にしょうと思えた。
WBC韓国戦でのセンター前の二塁打のシーンがなければ弊社の日の丸タオルは
誕生していなかった。
いい雑誌をありがとう。
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2019年03月13日(水)更新
本所おけら長屋(十二)
あれよあれよとシリーズ12作目で累計100万部も目の前じゃねえか!ってなことを
軽はずみに冗談でも言えやしない。
本所おけら長屋(十二) (PHP文芸文庫)を拝読。
畠山健二先生の作品に親しんでからかれこれ5年以上のおつきあいになる。
書店周りをしながらこの作品でダメだったら作家は諦めるという覚悟で挑んだこの
シリーズ作品は応援団の手を離れ国民に親しまれるベストセラーとなっている。
シリースを続けるのは並大抵の努力ではない。
しかし健ちゃんの作品には国民が根幹に持ってる愛という奥深いものを描いているために
どこかに懐かしく笑えて泣ける作品となって染み渡るのである。
「お邦さん、諦めちゃ駄目だよ。諦めるとお天道様に見放されちゃうよ」(本文抜粋)
どこにでもあったであろう江戸の情緒ある長屋の住民が巻き起こし
時には巻き込まれテンポよく笑いを交えながら進んでいく粋な人情物語。
最後のオチにたどり着くまでになんども手に汗握りそして1章を読み終えると
心の芯の部分がポッとあたたたくなるそんな物語が4章今回も展開していきます。
健ちゃんが当初から守り続けているひらがな4文字のタイトルから今回もどんな展開になるのかは
読んでからのお楽しみ。
今回も素晴らしい物語をありがとうございました。
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2019年01月13日(日)更新
マンガでわかる 考えすぎて動けない人のための「すぐやる! 」技術
経営者会報ブログでご一緒させていただいてます久米繊維工業の久米さんが
マンガでわかる 考えすぎて動けない人のための「すぐやる! 」技術を
発行されました。
心の底で社員やスタッフ、そして自分の家族の子供達に
思っている内容が書かれていると思われたことでしょう。
「すぐやること」や「叱られること」や「人に接すること」のすべての
素晴らしさを放棄してしまっている方に向けて久米さんは自身の経験と
ご自身の縁者さんとの関わりの中でわかりやすくマンガ化させることで
親しみやすくまとめて描かれていいます。
以前に考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術の著書も拝読していますが
さらに現在の進行形に付足して社会に警鐘を鳴らしながら
行動の意味を伝えようと書かれた一冊になっているように思います。
経営者の目線からも、また以前は行動を億劫としていた経験者目線からも
書かれている点が読者の幅を広くしていてヒントになることが多いです。
元来、自分というものが理解できてない人は多く潜在的な力に気づいて無い人がほとんどです。
自らを変化させていくためには俯瞰しながら縁者という絶対数を増やし
人生を豊かにして楽しい方向に持っていく力をつければ自ずといい方向に人生は進むと
私は思っています。
楽しい方向ということを知るためには苦しい辛いを知らないと味わえない。
現代はその感性すら持ちたくないという利害関係から遠ざかりたいという
人も周囲にいることを私も知っています。
それぞれの生き方に良いも悪いもなくそれぞれの人生であるのですが
久米さんのように社会に繋がりを持つ伝道師は伝え続けることを
与えられたエヴァンジェリストでありその方々が存在しないと社会は後退していくと
私は絶えず思っています。
僅かな行動で感動があり変化が起きるものです。私もその体験者ですから。
この本の序章も挨拶というところから入っていて親しみやすい行動から書かれてます。
自らの夢ややりたいことが見つかっている人も
そうでない人も社会の車輪になってしまうこと以上に
意味を考えていく中で楽しい生き方に繋げていただきたい。
そうこの本には期待が込められて発刊されたのではと
私は思います。
さ、今、あなたがやりたいことをやらずにいることは
何ですか?
まずはそこから紐解きこの本を読んでいただきたいと思います。
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2018年12月29日(土)更新
今を生きるための密教
今を生きるための密教( 本田 不二雄 (著), 武藤 郁子 (著) )
を読む
僭越ながら(誰に僭越なのか?笑)私の生まれ年となるさる年(申年)の守護本尊であられますのは大日如来様です。
如来さまは完全な悟りの境地に達せられた者であり中でも密教で頂上に君臨し、
全てを統括されたのが大日如来様です。
仏の集合体である大日如来様のもたらす密教の姿とは?!
これがこの本の根底にある筆者が描きたかった空海の唯一無二の世界感の
すごさというか日本にこの方がいたということを知ってほしいという現れなのではないかと
思います。
筆者の一人である武藤郁子さんとは以前に滋賀の寺院へお越しになった際に
一緒に仏像を観覧させていただいたことがあります。 当時の様子はこちら
彼女は寺院の像を見る時の目線は造形の深さや趣もさることながら
その歴史となぜゆえにこの形でこの配置でこのような造形の中に
三位が寄り添うのかの意味合いさえもひも解きながら仏の誕生も深堀りしていかれます。
まるでその時代の人物にテレパシーで導かれていかれるように遡り
尊敬の念を越えたもっと知りたいという欲求が注がれた方のような躍動に
見舞われているのを傍にいて感じるのです。
ここまでにして像を眺める方には何かしら与えられた選べれた伝道師なんであろうと
手を合わせたくなるとともにおられなけばひも解けない歴史の真実を知るうえで欠かせない
方なんであろうと思っていました。
この著書を読んでそれは間違いなかったと思いましたね・・・。
よってその彼女と大兄が描くこの『密教』の世界は
私が各寺院で触れ合ってきた仏の世界とはまた違う角度で様々な
真実とロマンを教えてくれています。
ロマンと書くのはすべてが真実かどうかも含めて曖昧であり密であることゆえの
トキメキに感じてそう表現しました。彼女はその時空を今も楽しんでおられます!
遠い歴史の中に今がありそして語り続けられ像や絵画や書物が残り
手を合わせ、人は仏の姿を自分になぞらえて生きています。
世界の中で生きとし生きる全ての人に宿る教の聖地…。
密教という言葉そのものの本質を知るにはなんとも分かりやすい一冊になっておられると感じます。
とともにそれまでの歴史を知るために教わった教育、そして訪れた聖地の数により私は深く読み込めたのだと思います。
宗教の開祖、最澄と空海 。
晩年、対立したとされることから 両座主( 天台宗の半田孝淳(こうじゅん)・座主(ざす)(94)と高野山真言宗総本山・金剛峯寺の松長有慶(ゆうけい)・座主(82)による対談 )が長時間にわたり意見を交わすのは1200年の歴史の中で初めてとなるという記事を 2012年01月08日(日) にブログに書いています。
それから比叡山と高野山を幾度となく訪問。
まだまだその真相にまで至り寺院を見てこれたわけでもなく、その1つ1つを悟れるほどでは無いですが訪れたそれぞれの意味をかみしめることのできるのは行動の中で目で肌で感じたからだと今、思うのです。
彼女のように仏像の前で涙が流れるように密教を愛していきたいと思います。
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2018年12月17日(月)更新
コンビニ人間
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
カードをかがげると赤の矢印が誘導され花札サイズのチケットがゲートから出てくる。
絶えず改札には遅延を想像して30分前に入る私は電光掲示板ののぞみ号の車種を確認しながら時刻通りに動いていることに安堵した。
ホームにはそれぞれの音が人の数だけ流れていた。
旅立つ気持ちをワクワクする子供連れの家族。
カップルで訪れた欧米の背の高い白人。
大きなスーツケースを両腕で引っ張りながら上から下まで黒で統一した団体で歩く中国人。
日経新聞とカップコーヒーを買い込み移動を余儀なくされたサラリーマン。
陳列するお土産棚も駅弁も綺麗に並びトイレには長蛇の列が続いていた。
エスカレーターでホームに上がると日差しに照らされ京都タワーが賑やかだ。
軽やかなメロディとともにホームに滑り込むなだらかなシルエットののぞみ号。
防止扉が緩やかに開くとそれぞれの座席に流れ込む。
私はいつも窓側の二列席のE席に決めている。
出来るだけ中央寄りの10番あたりが車両間の扉の解放を気にしないで落ち着く位置だ。
そして小田原までの間は静かに読書を楽しむのだ。
天気のいい日は富士山を眺める。
ほとんど雲がかかる富士山だが晴天の時は手を合わせてしまうほど見事な絶景で1日を祝福してくれているよに思えてならない。
前と後ろからシャッターを切る音が聞こえるから皆さん同じ気持ちで眺めていることであろう。
車内販売では決まってホットコーヒーを買う。
飲みたくなくても買うことが多い。朝の始動を意識するために売り子さんと接客を受けておくことを心がける。
リクライニングを軽く倒して老眼鏡をかける。
いま通ってきた滋賀県の流景を少し眺めた後、一呼吸おく。
活字が車内アナウンスの声を朧気に耳馴染みにしながら車窓から本の世界に入り込む。
非日常の東京出張だった数年前に比べて今年に入って月に一度のペースで訪れる。
周りの乗客は毎回違うけれどこの期間に日常の新幹線のルーチン時間を作り上げてしまった。
人は同じ慣習で生きるのが得意な人とそうでない人がいると聞くことがあるが私はそうは思わない。
目が覚めて行う行動の中に起きる内容が異なっても外的な要素が違うだけで自らの日常は自分の向き合う力の差だと改めて思う。
想像された世界が得意な人もいれば日々に不満を募らせ人に批判を向けて探している人もいる。
少しの幸せを見つける得意な人もいる。
目の前に与えられる環境は実はそんなに大差が無く幸せ感度の振り幅の違いであると車内の中で思いながらこの記事を書き始めた。
2時間強の同じ室内で向かう先は同じでもそれぞれの人生は異なる。その先の時間なんてこの瞬間には意味がない。
与えられたこの空間と時間がそれぞれの居場所。
電車は同じ時刻に同じ場所を同じ線路で同じアナウンスが流れているのである。
誰かが入ればトイレの使用灯がともる。
電光掲示板にはニュース記事が左から右に流れていく。
それは人やニュースが変わっても変わらない。
自らのルーチンがそれぞれにもたらすものが自らの人生を決めている。
誰の指図も受けてない。
なぜこのような描写を書きたくなったのかは第155回芥川賞受賞作である
コンビニ人間という本を読み終えた余韻が大きい。
コンビニにはさまざまな人が訪れ陳列棚に品物が並びアルバイトさんが丁寧なレジをする。
しかし訪れる人も変わり商品内容も変わり店員さんは移り変わっていくがそこには同じルーチンがあるという世界で一人長年オープン時から同じコンビニで時を過ごしてきた女性が主人公の本に刺激を与えて頂いたからに他ならない。
彼女はコンビニのルーチンで生きていけるが社交的なイレギュラーの人への対応が出来ない心を持つ。
それは彼女だけでない誰もが持つもの。
その描写を自分ながらに置き換えることで落とし込みしておきたいと思えたのだろう。
本の結末は読みながら各自で感じて欲しい。
私の造語に五感軸という生き方がある。
無機質な日常に人は五感のどこかを動かしている。
そうしていることに生きている意味があり価値がある。
読んでいただきたい一冊である。
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2018年06月30日(土)更新
キラキラ生きる 小室由歌利著
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
生!由歌利(笑)ねーさんとあったのは2年前の2016年07月14日(木)台湾だった。
彼女の噂を知ってる私は壁もなく図々しいくらいに心を開いてくれるねーさんに
甘えるかのようにスニーカーを選んでもらったのが始まりである。
今年も同じ台湾の同じショップで厚かましくリュックを選んでもらっている。
ねーさんは買い物が好きでおしゃれでセンスがいいからすべて任せておけば
間違いないと私はいつもマネキンとなる。贅沢な話である。
ねーさんと普段の仕事場で一緒になることはないし年に数回しか会わないにも関わらず
会うといつも私を気にかけてくださる。
前回も私の初めての横浜の出張時のことを相談すると晩飯からランチの手配、ホテル選びまですべて
面倒を見てくれた。
ねーさんにしてみればやれやれって感じだろうがこれほど
人へ情を注ぎ込んでくださる人はまずいない。
だからすべてを委ねてしまう。
それは私に限ったことではない。
迷いが生じる隙間に意図も簡単に彼女は手を差し伸べる。
それが由歌利という女性の生きてきた中で身につけた感性なんだと
この本を紐解くとわかってくる。
私はひとりのユカリスト(今そう造語を作った)
ファンとして彼女に出会えたのは幸運である。
そんな彼女の本の出版。うれしい。おめでとうだ。
偶然にも前回の台湾の視察ツアーで一緒になった時に
本の表紙ができたと交差点で同じJOWWOW社の阪本氏と
うれしそうな顔で微笑んでいる由歌利ねーさんの写真を私は
納めていた。
そして予約していた本が届いた。
今回の本は世間でいう出版社を介さず自社であるJOWWOW社から
刊行された本である。
タイトルは『キラキラ生きる』
ねーさんらしいタイトルだ。
私は本が届いたらブログで書くねっと約束していた。
それがねーさんへの普段の恩返しであり正直に感想を伝えてこそ
の関係でありたいと思った。
まずは届いた本を見る前に
郵便局のスマートレター封筒に汚れ防止のビニール袋にマスキングテープで簡易に
留めただけの本に出版業界の簡素化がぬくもりを感じさせない・・・。
そんなことを
社員に話しながら少しな残念な気持ちを持ちながら本を開けながら
表紙に小さく「おめでとうっ」と言いながら1ページ目をめくる。
優しい手書きのメッセージカード。特別のサイン(笑)サプライズの瞬間!
ホスピタリティを持たせるためにJOYWOW社は出版業界に警鐘を鳴らしながら
出版部を立ち上げた経緯があることを知っている。
JOYWOW社にとって記念すべき本がこのキラキラ生きるのねーさんの本と
なっているからみんなへの感謝の気持ちがねーさんから伝わってくる。
今、旬の言葉を使えば半端ないっって。
もう一度、おめでとうと言いながら私は一気に彼女の世界へ
入って行った。
本は自分のDNAを兼ね備えた子供のようなもの。
その本に自分を包み隠さずオープンにすることで
生きているみんなが悩みや苦しみを手放す勇気と
それでいいんだと肯定する生き方になれるようにと
願いを込めてねーさんが書き記していく中身は
時には私自身の感情を抑えることができず涙する章もいくつかあった。
または言葉では表現しにくいが知ってしまうには痛すぎるという章もでてくる。
読み応えは十分にある222ページになっている。
5章 過去の家族のこと
という項目になると一気に彼女の心がローからセカンドを越して
トップギアに入って行く・・・。
そう、自身のお母様、歌子さんの章である。
Facebookで繋がっている中で本の出版前に
このお母さんのセピア写真が投稿に載っていたので
素敵なご家族なんだろうなっと思っていた程度だったが
彼女の今があるのも歌子さんへの気落ち(ここではその言葉にとどめておく)
があったからなんだろうと感じる。
詳しくは本を読んでいただくとして
ふと、この章を読んでいる際に
何気に私宛にいただいたメッセージカードの末筆に由歌利という名前を見た。
自由と由と利他の心を持つ利の文字の間に
歌子さんの歌が文字を挟んで形成されていることに
はっと気づく・・・。
いただかれた名前にはいつまでも母が生きておられるから
その思いを忘れずに自分らしくキラキラと輝いているんだと
改めて思いながらこの章を読ませていただいた。
(個人的な見解でありご本人には全くをもって聞いていない)
さらに読み進めながら
私が個人的に心がキラキラさせていただいた章は
喫茶・虹の章である。
この章は由歌利ねーさんが高校の同窓会に行った出来事から
同窓生の生き様や自分の心のあり方をストレートに書き上げて
自分の人生を上書きしていく生き方の章である。
喫茶・虹は同級生といった喫茶店の名前。
(中身は本を読んでもらうことにしよう)
私も高校時代に深い環世界の更新があったため
卒業後は毎年のように感謝の気持ちをこめて
全学年の大同窓会の幹事長を私は永年努めさせていただいていた。
(今はそんな人やったん?っと言われるほどになっているが笑)
同窓会を開催していた際は同級生からは喜びや感謝の声も多かったが
人集めも苦労したし、そんなしても誰も行きたがらないと言われたりもして
徐々に幹事をすることが辛くなってきて一切色々な幹事もしなくなってしまったというのが
今の私の率直な気持ちである。
しかし幹事は大変だったがこの章に出てくる由歌利ねーさんが
感じた「由歌利に会いに来たの」という再会の心にツーンと沁みたという
感想があったり一夜を同じ時間の共有の中で生まれる
同窓会ならではの本来の本質に巡り合われている出来事を聞くと
私がしてきた同窓会の幹事もそれぞれの同級生の環世界の更新に役立てていたんだと今更ながら
自分を解放してやろうと思えた。
これが私がもしかしたらこの本でキラキラ生きる元の自分にさせてもらえるキモの
ところだったように思う。
自分を許してやろうと・・・。
(かといってこのブログも同級生が多数読んでくれているので
記載しておくが同窓会幹事をもう一度しようとは思わないからね。)
やはり正直に今は生きていたいし私には向いていないと自分が一番知っている。
この本はそれぞれの読者がキラキラ生きるためのスイッチを入れてくれるところが
詰まっている。
次の章は名も知れぬねーさんの娘さん。(彼女はムスメちゃんと書いておられる)
戦わない無敵の女性が母性という女性の中でしか生まれない見えない(もしくは見えすぎている)
愛の葛藤が素直に描かれていて可愛いい(失礼)
男性から見えば通常に見えることだけど可愛い由歌利ねーさんに会えるシーンである。
この章も数々の女性の背中を押すことであろう。
さ、読み終えた。
久しぶりに心を綺麗なスポンジで磨き上げた感じになる。
ぜひ、自分を見失ってしまいそうな感じで今を何気に生きていると
いう方がいれば一度手にしてほしい本である。
由歌利ねーさんがそっと背中を押してくださるはずだ。
そして由歌利ねーさんも一人の女性であり強いところも弱いところも
陰も陽も兼ね備えて私たちと一緒であるという部分もあるということに
私たちの目線まで降りてきて書いてくださっている。
私でも自分を一歩進めることができると教えてくださった。
ありがとうねーさん、
素晴らしい本でした。
追伸:
そうそう、私がねーさんに2度も言われたことがあるんです。
眉毛剃りなって!
今は美容院の方も何も言わないでも剃ってくれるようになりました(笑)
ありがとう。
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2018年06月29日(金)更新
漫画「ドカベン」シリーズ完結
1972年から週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載されてきた野球漫画「ドカベン」シリーズが
6月28日発売号で完結し、46年の歴史に幕を閉じたというニュースを見ました。
作者の水島新司さんは79歳とのこと。
半世紀にわたり書き続けたシリーズ合計205巻は日本の漫画業界だけでなく
さまざまなスポーツに多大な影響を与えてきたに違いない。
功績は大きく一読者として心からお疲れ様でしたとお伝えしたい。
以前に「好きなマンガ」は何ですか?という一問百問のコーナーで
ご質問をいただいた際に私は当時迷わずに『ドカベン』と書いている。
2008/04/11(金) のブログ記事
夢・友情・あきらめない心・そして多少の自分のコンプレックスも
力に変えることができるんだという人間としての形成をこの漫画から
教わった気がします。
この漫画なければ野球にこれほど夢中になれなかったし
私の青春のど真ん中にあったことを改めて思いました。
あるインタビューで作者の水島さんが野球選手になりたかったが
なれなかったのでそれを活かす仕事をしたかったとおっしゃっているのを記憶してます。
よく考えると私も野球で甲子園に行けなかったから出場する球児に夢をはせ
タオルに名前を刺繍して僕の夢もベンチに連れて行ってもらいたいと
タオル屋になりました。
形を変えてでも野球に恩返ししているのは一緒のことのように思います。
私などまだまだですが水島さんの人生の生き方そのものが野球だったと
尊敬の念でいっぱいです。
何度も何度も読み返し当時の選手全員が空で言えたドカベンの世界の
ヒーローたち!
本当にありがとうございました。
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「熊本復興支援チャリティー&出版記念感謝の夕べ」
from フレキシブルチューブ、ベローズの三元ラセン管工業株式会社 高嶋 博 社長の日記
今朝は直行だったので、いつものように朝一番にブログを書くことが出来なくて、昼になってしまいました。 先日ブログデ紹介させていただいた、新刊書「会社を強くする習慣」の出版記念パーティーが天王寺都ホテルで「熊本復興支援チャリティー&出版記念感謝の夕べ」が開催され、招待を頂き出席してきました。 北は青森から南は沖縄まで全国から古芝会長さんから縁を頂いている方たちがお祝いに駆けつけて素晴らしい -
『本当にわかる地球科学』著者・鎌田浩毅氏 出版記念講演会のお知らせ
from 酒井俊宏の「こんな社長さんに会ってきました!」
このたびの熊本地震で被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。 一刻も早く、もとの暮らしに戻れるように、ただただ願うばかりです。 今回は、弊社より『本当にわかる地球科学』を上梓(共著)されました、 京都大学教授・鎌田浩毅氏の講演会のご案内を申し上げます。 出版を記念しまして、鎌田先生のお膝元の、京都で講演会を開くこととなりました。 いうまでもなく、日本は火山列島 -
経営者会報ブログに掲載していただきました!
from チョコレート好き大学生の、おいしい優しい素晴らしいチョコレート
授業でお世話になっている日本実業出版社の前川さんに、経営者会報ブログに掲載していただきました! 【学生・社会人との毎週一問百答】第274弾は「リズムを保つこと」について http://editors.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=6&id=131 何度もトラックバック… -
旅すること
from それでもチョコレートを食べたい!!~チョコレートの表と裏と~
反応が遅くなってしまいましたが、 僕が受講している「ブログ起業論」でお世話になっている、日本実業出版社の経営者会報ブログの企画「学生・社会人との毎週一問百答」で、僕の質問を取り上げていただきました! http://editors.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=6… -
レ・ミゼラブルと般若心経
from 株式会社創 eエヴァンジェリスト 村上 肇 の思考
話題の映画、レ・ミゼラブルを観てきました(^^) 「Les Miserables(悲惨な人々)」は、私が書くまでもないですが、ヴィクトル・ユーゴー原作の歴史的小説、そして超大ヒットミュージカルの映画化。 19世紀のフランスを舞台に、徒刑囚のジャン・バルジャンが人としての正しい道を模索し、偉大なる聖人として生涯を終えるまでの物語である。 私は元々、ミュージカルは嫌い
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