(株)京都工芸【タオルはまかせたろ.com】 タオルソムリエ 寺田 元 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
(株)京都工芸【タオルはまかせたろ.com】 タオルソムリエ寺田 元 が毎日綴るブログ
価値観の押し付け
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
「社長のようにはなれない。」
「出来る人間と出来ない人間がいるんです。」
二人の社員に言われた時にショックでした。
どのように話せば伝わるのか・・・?
決して私みたいになれということを伝えようとしていないことは分かっているだろう・・・?
以前のように話さなくて背中を見ながらの方がいいのであろうか…?
思い返せば経営をはじめた時から絶えず社員やスタッフに伝え方が下手な自分に自問自答の日々でした。
他業種の経営者や人材セミナーなどで知識を膨らませ
自らの中で判断して営みを続けてきました。
悩みながらも経営をされておられる経営者が多いことも知り、
私だけではなく永遠のテーマなのかとさえ思えるようになっていました。
しかし本来はそうではないですよね。
どのような接し方がいいのかの模索の連続でした。
そして、やっと
大きなことに気づいたのです。
伝え方、伝わり方が私の価値の押し付けに聞こえていたりその言葉が価値の押し付けになっていたのではないかと。
そう捉えれば上記のような社員の言葉の発する起因も理解できます。
価値観の違いはそれぞれだということは誰もが理解している中でいたため
私も意識して言葉を選んでいなかったのではないかと反省しました。
そう、人は得意不得意含めて環境も違うので価値観は違います。
もし社員皆さんに伝えてきていたことは私の価値観を伝えているように聞こえていたのなら大きな間違いです。
しかし捉え方がそう思ってしまっていたなら…。
伝えようとする気持ちが先走りそうなったのであれば大きな私の力不足。
分かっていても出来ていなかったら元も子もない。
そう気づいたのです。
本来伝えていくことの本質は
どのようにその言葉や行動から意味を理解して各自が分析して前に進める方向にみんなで進んで豊かになるかだと思っています。
その伝えることが価値観の押し付けに聞こえてしまうところで思考が各自に働き、どうせ無理、社長だからと判断に脳が形を変えてしまいます。
しかし。本来はそこではない。そうさせちゃダメなんですよね・・・。
価値基準ではなく自らそこから汲み取る言葉や行動の意味を理解して考える能力からしか自らの変化は起こらないのです。
私も幾度も今までに教わり体験してきているのです。
伝えた相手が
「すごいな。無理だな。大変そうだな。自分にはあってないな。」はその人との価値観の違いを比較しているだけで共育のあり方ではないです。
どのようにしてきたかの経験を伝えると本来はそれを聞いた方がそれを判断基準にして自分ならこう考えて行動しようと模索することから前に進めると思います。
子供の頃を思い出すとそうだったのではなかったでしょうか。
自ら考えて伸ばす。
経験のないことをするのですからそこに失敗があっても構わない。
もちろん失敗に私も含めて上司や親は「なぜ失敗したんだ???」とは言わないでしよ。
これを言うと価値観の押し付けになり拒否の器だけが大きくなっていき溝が深くなるのです。
そんなことはとうの昔から気づいてました。でもこうして言葉を聞かされると出来てなかったのです…。
私の経験やいただいた知識や浮かんでくるアイデアがあったものを聞かされている方は価値観の押し付けになっていたり時には上から目線的な指導に聞こえていたように今となっては思います。
「社長のようにはなれない。」
「出来る人間と出来ない人間がいるんです。」
この言葉の裏には社長には理解してもらえてないという社員の心の叫びを感じます。
どこに責任があるのかというと
やはり相手を思いやるところがズレてしまっていた自分の責任なんだと思います。
この度上皇様はお言葉を選び国民に寄り添い同じ目線で誰も傷つくことが無いように記者会見でもお言葉を発せられていました。
今上天皇も以前に皇后様に対して体調が優れないという精神的な病に際して相手をいたわるお気持ちで万人にお伝えになられました。
誰もに寄り添い発することでそれぞれが痛みを分かち合い前に進むことができたのではないでしょうか。
そこに価値観の押し付けはなかったと思います。
私は弱く、相手を思いながらも心の中でどこかにそうなればという願望があったのでは・・・。。
発することからいい方向に向かえればと常に思うがばかりに欲の部分が価値観の押し付けに伝わり
余計に各自の殻に閉じこもり発展的な創造が湧かず、最後に孤立してしまい、やはり自分がやらなければダメかと
人を恨み信用しなくなってしまう負の連鎖になっていたように思います。
こうなってしまうと人としての信頼がないために表向きは付き合いができても
心の芯には「この人に言っても仕方ない、この人には通じない」と揺るがないものになっていくのです。
では、これを回復できるかというと私の器量では難しい…。
一度失くした信頼を取り戻すのは
世間のニュースを見ていても難しいと思えるように身内や近い縁者になればなるほど修復が出来ないものです。
でもそこから逃げられないのも自らの蒔いた人生です…。
相手に変わってほしいと思うのではなく自らが寄り添い変わっていくことを発することのリハビリしかありません。
今までの時間は取り戻すことは出来ず前へ進むしかないのです。
そのためには同じことが起こらぬようにこれから遭遇する他の方にどのように言葉を選び行動するかで価値観の押し付けにならないのかを考えることが大事だと思います。
出来た傷を修復するにはその場所を意識してしまうのではなくその周りをケアして傷が深くならないようにすることが人生においては大切だと思うのです。
そうすればきっと人生は何度でもやり直せる。
歳を重ねてきたことで私は執着を持たず価値観を押し付けてはいないと自らは思ってましたが
そうは伝わっていなかったことで私はもう一度人生をやり直すことができると今は前向きに思うようにしています。
すぐに変われないのが人生。
しかし私の言葉や行動で傷ついた方がいたことを忘れることなくまた、そこにばかり固執してしまわず自らの人生を自らで楽しく有意義にしていきたいと思います。
うるさいおじいさんになる前に気付けて良かった…。
社員に感謝。
「社長のようにはなれない。」
「出来る人間と出来ない人間がいるんです。」
二人の社員に言われた時にショックでした。
どのように話せば伝わるのか・・・?
決して私みたいになれということを伝えようとしていないことは分かっているだろう・・・?
以前のように話さなくて背中を見ながらの方がいいのであろうか…?
思い返せば経営をはじめた時から絶えず社員やスタッフに伝え方が下手な自分に自問自答の日々でした。
他業種の経営者や人材セミナーなどで知識を膨らませ
自らの中で判断して営みを続けてきました。
悩みながらも経営をされておられる経営者が多いことも知り、
私だけではなく永遠のテーマなのかとさえ思えるようになっていました。
しかし本来はそうではないですよね。
どのような接し方がいいのかの模索の連続でした。
そして、やっと
大きなことに気づいたのです。
伝え方、伝わり方が私の価値の押し付けに聞こえていたりその言葉が価値の押し付けになっていたのではないかと。
そう捉えれば上記のような社員の言葉の発する起因も理解できます。
価値観の違いはそれぞれだということは誰もが理解している中でいたため
私も意識して言葉を選んでいなかったのではないかと反省しました。
そう、人は得意不得意含めて環境も違うので価値観は違います。
もし社員皆さんに伝えてきていたことは私の価値観を伝えているように聞こえていたのなら大きな間違いです。
しかし捉え方がそう思ってしまっていたなら…。
伝えようとする気持ちが先走りそうなったのであれば大きな私の力不足。
分かっていても出来ていなかったら元も子もない。
そう気づいたのです。
本来伝えていくことの本質は
どのようにその言葉や行動から意味を理解して各自が分析して前に進める方向にみんなで進んで豊かになるかだと思っています。
その伝えることが価値観の押し付けに聞こえてしまうところで思考が各自に働き、どうせ無理、社長だからと判断に脳が形を変えてしまいます。
しかし。本来はそこではない。そうさせちゃダメなんですよね・・・。
価値基準ではなく自らそこから汲み取る言葉や行動の意味を理解して考える能力からしか自らの変化は起こらないのです。
私も幾度も今までに教わり体験してきているのです。
伝えた相手が
「すごいな。無理だな。大変そうだな。自分にはあってないな。」はその人との価値観の違いを比較しているだけで共育のあり方ではないです。
どのようにしてきたかの経験を伝えると本来はそれを聞いた方がそれを判断基準にして自分ならこう考えて行動しようと模索することから前に進めると思います。
子供の頃を思い出すとそうだったのではなかったでしょうか。
自ら考えて伸ばす。
経験のないことをするのですからそこに失敗があっても構わない。
もちろん失敗に私も含めて上司や親は「なぜ失敗したんだ???」とは言わないでしよ。
これを言うと価値観の押し付けになり拒否の器だけが大きくなっていき溝が深くなるのです。
そんなことはとうの昔から気づいてました。でもこうして言葉を聞かされると出来てなかったのです…。
私の経験やいただいた知識や浮かんでくるアイデアがあったものを聞かされている方は価値観の押し付けになっていたり時には上から目線的な指導に聞こえていたように今となっては思います。
「社長のようにはなれない。」
「出来る人間と出来ない人間がいるんです。」
この言葉の裏には社長には理解してもらえてないという社員の心の叫びを感じます。
どこに責任があるのかというと
やはり相手を思いやるところがズレてしまっていた自分の責任なんだと思います。
この度上皇様はお言葉を選び国民に寄り添い同じ目線で誰も傷つくことが無いように記者会見でもお言葉を発せられていました。
今上天皇も以前に皇后様に対して体調が優れないという精神的な病に際して相手をいたわるお気持ちで万人にお伝えになられました。
誰もに寄り添い発することでそれぞれが痛みを分かち合い前に進むことができたのではないでしょうか。
そこに価値観の押し付けはなかったと思います。
私は弱く、相手を思いながらも心の中でどこかにそうなればという願望があったのでは・・・。。
発することからいい方向に向かえればと常に思うがばかりに欲の部分が価値観の押し付けに伝わり
余計に各自の殻に閉じこもり発展的な創造が湧かず、最後に孤立してしまい、やはり自分がやらなければダメかと
人を恨み信用しなくなってしまう負の連鎖になっていたように思います。
こうなってしまうと人としての信頼がないために表向きは付き合いができても
心の芯には「この人に言っても仕方ない、この人には通じない」と揺るがないものになっていくのです。
では、これを回復できるかというと私の器量では難しい…。
一度失くした信頼を取り戻すのは
世間のニュースを見ていても難しいと思えるように身内や近い縁者になればなるほど修復が出来ないものです。
でもそこから逃げられないのも自らの蒔いた人生です…。
相手に変わってほしいと思うのではなく自らが寄り添い変わっていくことを発することのリハビリしかありません。
今までの時間は取り戻すことは出来ず前へ進むしかないのです。
そのためには同じことが起こらぬようにこれから遭遇する他の方にどのように言葉を選び行動するかで価値観の押し付けにならないのかを考えることが大事だと思います。
出来た傷を修復するにはその場所を意識してしまうのではなくその周りをケアして傷が深くならないようにすることが人生においては大切だと思うのです。
そうすればきっと人生は何度でもやり直せる。
歳を重ねてきたことで私は執着を持たず価値観を押し付けてはいないと自らは思ってましたが
そうは伝わっていなかったことで私はもう一度人生をやり直すことができると今は前向きに思うようにしています。
すぐに変われないのが人生。
しかし私の言葉や行動で傷ついた方がいたことを忘れることなくまた、そこにばかり固執してしまわず自らの人生を自らで楽しく有意義にしていきたいと思います。
うるさいおじいさんになる前に気付けて良かった…。
社員に感謝。
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