大きくする 標準 小さくする


仕事のあり方を学ぶ

投稿日時:2019/03/14(木) 18:11rss

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

木曜日の休みを取れるようにようやくなってきました。
今年は3度目のお休みを持ててます。
花粉症がひどいので息子と午前中は耳鼻科へ診断に行きました。



沢山の患者さんが溢れる待合室…。

いくつかの医療メーカーさんの営業さんが薬の納品に来るのを見てました。

息子より少し年上になる社会人経験の浅い営業マンさんが容器から薬を窓口で渡されます。
薬の数と内容を確認してハンコを押す看護婦さん。

「二つしかないですが昨日FAXで3個お願いしたんですが…」と看護婦さん。

「いや、2つしかご依頼頂いてなかったです。出でくる時に私も確認したので」と営業マン。

「FAXには3個と書いたのですが・・・」という看護婦さんと自らの主張を繰り返す営業マンの姿を見ている中で

「明日でもいいのでもう一ついただけますか?」という看護婦さんの対応に分かりましたと去っていく営業マンを一緒に見ていた息子に問うてみました。

「お前が営業マンならどのようにするか?」と。

息子はしばらく考えていましたが「分からない」という返答でした。
無理もない、社会に出ていない学生の中では経験のないことでしょうから。

「ここはお医者さんが運営する病院だ、いわば彼(営業マン)にとっては薬を買ってくださるお客様にあたるな。
色々な製薬会社さんがある中で彼の会社を選んでくださっている大切なお客様や。
自分がいくら間違ってないと判断して会社で確認してきたとしても
まずは相手にお詫びする姿勢から入らないとあかん。
どちらも正しいと思ってやり取りをしていたやろ。
相手のことを思う形で理解しはったのはお客さんである目上の看護婦さんの方やったやろ。
彼は最後まで謝らず去っていったな。
間違ったことはしてないから芯を通すのは大事なことや、けど会社の顔として送り出している営業マンはお客様があってこそ仕事をさせてもらっているということを忘れてはあかん。
まずは相手さまに寄り添うことや。たとえ正しいことをしていても社会ではそれは通用せえへん場合がある。

そして正しいことをずっとやり続けられる人間はまずおらん。
誰もが失敗するし間違いをしてしまう。
その間違いも寄り添うことでいい関係になるねん。

ええか、さっきその前に来ていた別の女性の営業さんは薬と一緒に近所で買うてきたお菓子を看護婦さんにあげたはったやろ。
メチャ喜んではったやん。
看護婦さんもまたなんか営業さんにあげたはったやろ。
あれが絆や。つながりや。

賄賂は分かるか?賄賂はそれで契約してしまわないとあかん汚ない関係や。
けどさっきのお菓子は『その人』という人間性の優しい関係や。

お互いにミスをしてもかまへんかまへんと許せる関係になり
さっきの青年の営業マンみたいな商品の受け渡ししてハンコを押して挨拶のひとつもせんと帰る関係と全然違うやろ⁈
どっちの営業マンの方が同じ仕事をしていて楽しいと思う?
仕事の楽しさは自分が楽しくしないとあかん。」

「そやな」と息子はクシャミと鼻をかみながら聞いてくれた。

息子が今後において体験していくのが一番やけど
一緒にそばにいている時は私が皆さんに教えて頂いてきた貴重な体験を語ることも
今の時代の子供には必要なのかもしれない。

どこに場所を移してもスマホの画面を見つめて人に注力しない人が大人も子供も多い現実。
情報の偏りや人から受ける目の前の行いに対して対処できないとか反応がなくなるのではと危惧してしまう。

まだ私の時代は人から受ける影響が大きいかったので失敗した対処や怒られることの経験から立ち直る方法を教わっていた。
今は一度の失敗がせっかく内定をもらった会社であったとしてもすぐに辞めてしまう結果になってしまうのが勿体ないように思う。

社会は厳しい分があるから楽しみもやり甲斐もある。
何度でもやり直すことの出来る人生にするためにもしっかりと目の前の出来事をみてほしいと息子には思う。





◎ふんわりコミュニケーション「タオルの日」
・Web site : http://www.funwari.site
・Brand movie: https://youtu.be/1W8JzONtCVA
・Facebook : https://www.facebook.com/funwari.0429/
・Twitter : https://twitter.com/funwari_0429
・Instagram : https://www.instagram.com/funwari_0429/  

4(よく)月29(ふく)日は「タオルの日」に登録されました。

トラックバック一覧

コメント


寺田さんご無沙汰してお入ります。
日新会の講演に来ていただいてから数年経ちました。
毎日 貴殿のブログ拝読しております。継続素晴らしいですね。

また 本日の内容はまさしく営業(商売)をしている者に差が出る一番のポイントと思われますね。
相手と議論して勝ったとしてもその後の関係がギクシャクして縁が切れたり貴殿のブログと同じで継続していくことが何より大切かということです。
ご子息にそのような会話ができる間柄素晴らしいですね
私も遅まきながら貴殿を見習い気づいたことを積極的に後輩へ伝えたく思いました。
最後にまたいつかお会いできること楽しみにしております。

Posted by 櫛田です at 2019/03/15 07:48:08 PASS:

櫛田さん、こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。ご無沙汰しております。 拙いブログを拝読くださりありがとうございます。 学びはどんな場所でもあるなっと常々感じますね。それにアンテナをはっているかどうかによりますが。ヌログを継続していく中で自然にそのようなアンテナがはる自分に成長させていただいたのだと思います。 同じ保険でも誰から加入するかは大きく違いますもんね。

Posted by 寺田 元 at 2019/03/17 22:27:13 PASS:
名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

会社概要

タオルオンリーの通販サイト     【タオルはまかせたろ.com】 http://www.makasetaro.com オリジナルタオル製作専門サイト http://www.e-towel.net/

詳細へ

個人プロフィール

地元滋賀に拠点を置き、217局ある郵政公社を全て配達する独自ビジネスを展開。2009年第1回ECショップホームページコンテスト・エビス準大賞 受賞2008年経済産業省認定 関西IT百撰優秀企業2008年タオルソムリエ資格認定2007年全省庁統一資格入札取得2006年日本初のブログによるタオルオ...

詳細へ

バックナンバー

<<  2024年11月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

コメント一覧

最新トラックバック

  • 「熊本復興支援チャリティー&出版記念感謝の夕べ」 from フレキシブルチューブ、ベローズの三元ラセン管工業株式会社 高嶋 博 社長の日記
    今朝は直行だったので、いつものように朝一番にブログを書くことが出来なくて、昼になってしまいました。 先日ブログデ紹介させていただいた、新刊書「会社を強くする習慣」の出版記念パーティーが天王寺都ホテルで「熊本復興支援チャリティー&出版記念感謝の夕べ」が開催され、招待を頂き出席してきました。 北は青森から南は沖縄まで全国から古芝会長さんから縁を頂いている方たちがお祝いに駆けつけて素晴らしい
  • 『本当にわかる地球科学』著者・鎌田浩毅氏 出版記念講演会のお知らせ from 酒井俊宏の「こんな社長さんに会ってきました!」
    このたびの熊本地震で被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。 一刻も早く、もとの暮らしに戻れるように、ただただ願うばかりです。 今回は、弊社より『本当にわかる地球科学』を上梓(共著)されました、 京都大学教授・鎌田浩毅氏の講演会のご案内を申し上げます。 出版を記念しまして、鎌田先生のお膝元の、京都で講演会を開くこととなりました。 いうまでもなく、日本は火山列島
  • 経営者会報ブログに掲載していただきました! from チョコレート好き大学生の、おいしい優しい素晴らしいチョコレート
    授業でお世話になっている日本実業出版社の前川さんに、経営者会報ブログに掲載していただきました! 【学生・社会人との毎週一問百答】第274弾は「リズムを保つこと」について http://editors.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=6&id=131 何度もトラックバック…
  • 旅すること from それでもチョコレートを食べたい!!~チョコレートの表と裏と~
    反応が遅くなってしまいましたが、 僕が受講している「ブログ起業論」でお世話になっている、日本実業出版社の経営者会報ブログの企画「学生・社会人との毎週一問百答」で、僕の質問を取り上げていただきました! http://editors.keikai.topblog.jp/blog_detail/blog_id=6…
  • レ・ミゼラブルと般若心経 from 株式会社創 eエヴァンジェリスト 村上 肇 の思考
    話題の映画、レ・ミゼラブルを観てきました(^^) 「Les Miserables(悲惨な人々)」は、私が書くまでもないですが、ヴィクトル・ユーゴー原作の歴史的小説、そして超大ヒットミュージカルの映画化。 19世紀のフランスを舞台に、徒刑囚のジャン・バルジャンが人としての正しい道を模索し、偉大なる聖人として生涯を終えるまでの物語である。 私は元々、ミュージカルは嫌い