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まいど 16名 桃太郎を語る

投稿日時:2018/04/22(日) 00:06rss

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

大の大人16名が椅子を円にして座り、『桃太郎』のお話を読み上げる阪本氏に耳を傾ける。

ここは大阪淀屋橋のビジネスビルの4階、窓もない隔離された部屋。

ここまでの話のくだりを聞くと隣部屋で開催されているスピリチュアルなセミナーの方がまともに聞こえるかもしれない。(本当に開催されていた)

 

いやいや日頃の私のブログを拝読いただいている方は怪しい方向にいっているとは決して思っておられないと思いながら続きをお読み頂きたい。

 

実はこれはある勉強会の題材となっている課題本の一節なのだ。


世間一般に知られている桃太郎を皆さんは頭にすぐに浮かべられるであろうか。

代々語り継がれてきたお話ではあるので概ね皆さんが浮かんだストーリーは正しいことであろう。

お爺さんとお婆さんがどんぶらこと流れてくる桃を割ったら登場する桃太郎は鬼ヶ島に家来となるサルキジイヌをきびだんごと交換にいくというアレである。

 

【どんぶらこ】という擬音語ですら疑い無いように
私達の脳裏に焼きついているこのお話は私たち現代人の感覚で紐解くと
どのような感想が出るのかというのが題材である。

 

実は桃太郎のお話だけにとどまらず読み方、紐解き方によって視点が変わると感想が変わるのである。

お話にはそういった深い理屈では答えられない魅力があるのだ。

 

なぜ話し始めは老人が語るのか?

なぜ桃なのか?

鬼を退治にいく必要があったのか?

家来はなぜサルキジイヌなのか?

きびだんごの意味は何か?

 

そもそも何故強くなくてはいけないのか?

ひ弱な桃次郎が実在し彼の方が今の世の中では生きやすく親しみやすいと心の拠り所に出来るのは何故なのか?

テレビの影響もつ現代の子供達は桃太郎も金太郎も同一話で出てくる友達とCMをみて思ってやいないか?

 

16名の大人がまともに桃太郎を語る角度はどれも違う。

 

そこから今じゃあ、桃太郎の存在そのものをビジネスモデルのブランドに各々の経営に落としてみたら何が見えるかと問答していくのが阪本流の勉強会である。

 

桃太郎の話が生まれたその頃はこんな意味ある濃い題材になると思ってなかったであろう。

少なくとも子供達の前で紙芝居をしていたオッちゃんはおらんかったはずだ(笑)

 

20分の休憩を挟みテーマがごろっと変わるのも阪本流。

 

だからといって根幹はブレない。

あくまでもブランドという

インタレストとイノベーションの追求が課題だ。

JOYとWOWとLOVE&FUNを創造するにはかかせないと阪本氏。

 

今日はその中でソーシャルトラストつまり社会的信用を積み重ねることで自分の未来を創造してみるというワードでグループシェアをスタートする。
 


もちろんそれをやろうとセミナー開催当初から考えてきていたのでなくやりたくなったからやるというヒラメキも大事にする阪本氏が、トラストを今日のフックにしたのだ。

 

 

これからの経済はお金という信用ではなく人の繋がりから生まれる信用をどう創造するかにあると言う。

 

よくよく考えたら何も無い時代は社会的信用さえあれば生きることの喜びは99%与えられていたのかもしれない。

しかし競争という資本主義いやそれが共産主義、社会主義であろうが比べるという脳を人は働かせ出してしまった。

人間の持つ生理現象のせいで人はその豊さをお金という物理的なものに委ねてしまい
それを当たり前に生きてきた時代の方が長くなってしまったためお金の奴隷になったのだと。

 

この現代にはお金という存在そのものが価値を無くしてきていることに気づきだしたため
もう一度ソーシャルトラストを作り直すことをしなければならないというのが阪本氏の投げかけである。

 

ひとつのテーマが与えられると化学反応が生まれ熱量が上がると自分の世界観へ落としていくスピードが加速しているのが実感できる。

それは体験したものにしか分からないものであろう。

ただしその同志内で【信用】という基本がないと成り立たないのはいうまでもない。

まいどインターナショナルはそのスナック化がもう完全に出来ている。

 

今日も楽しい学びがたくさんあった。
ただ私は信用がお金で信頼が人と言い方を今までしてきている。
ここでは人をトラストするという意味で信用という言葉で統一させている。


人縁に感謝。懇親会場はまいどインターナショナルの同志であるレストランを貸し切って
開放感ある話でまた盛り上がる。 そこで生まれる発想はいつも破天荒だが楽しさは共通になっている。

次回は白雪姫だそうだ。

予習するかどうかは寝てから決めたい。






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