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【学生・社会人との毎週一問百答】第251弾は「TPP参加への賛否」について

投稿日時:2011/12/02(金) 16:23rss

〈質問〉----------------------------------------------------

 

 TPPへの参加問題が世間を騒がせています。経営者の皆様は、

 賛成・反対、どちらの立場なのでしょうか?

 

           (明治大学商学部 I・Sさん

            I・Sさんのブログ:chair.com

 

--------------------------------------------------------------


I・Sさん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ご質問ありがとうございます。
また前回の質問の回答の意図を確認したいということで弊社にお電話いただき
社員がお受けさせていただいたようですね。
熱心で行動の中から落とし込みをなされる方なんでしょう。
さて今回の質問も一緒になって考えていきたいと思います。


I・Sさんは、「日本はルール作りに参加できず、不利な条件しか得ること ができなさそうなので、反対です」
という意見でお伺いしております。

TPPとは少し離れてしまいますがタオル業界は以前2001年頃に
繊維のセーフガードということで日本のタオル業界が中国製タオルの輸入規制を申請
をしたことがありました。
趣旨は「中国製タオルの輸入が急増し、国内のタオル業界に打撃を加えている」ということでした。

国内産業に重大な損害を与え経済上緊急の必要性があるものに対してのみ
損害を回避するための関税の賦課又は輸入数量制限を行うものだったのですが
いつまでたっても決定に至らず最終的にはタオルは2004年4月2日(金)に政府は調査を打ち切る形を
とりました。

結果、日本のタオル産業はどうしていったでしょうか・・・?
現在、ジャパンブランドの取得を行い今治・泉州の二大産地は世界へ向けての取り組みを
独自で展開しております。
まだまだ、輸入に圧されていますが、産地は元気を取り戻そうとしております。

多方面で例外なく関税の撤廃が行われるTPPへ向けての不安は各業界では
あり不安も多いことかと思いますが、現在の政府に反対意見を述べてもまかり通らないのが
上記の例からも伺えるかと思います。

要はその産業の方がたがあきらめずに真摯に取り組んでいけば道は
必ずどちらに転んでもいい方向に進むということです。


震災に際しても日本国民がひとつになることにより日本の文化と誇りを守ることが
できていると思います。
苦しい痛みを本当にしているのですが、日本人は強いです。


TPPの取り組みも政府と一緒におこなう姿勢を持たないで反対を唱えるのは
これからの日本では世界に通じなくなっていくように思えてなりません。
反対の意見が悪いといっているのでないですからね。

政治を信頼させるには我々が反対を唱えるより参加していく意思と
行動をともにして今までの安心安全で美しい日本を守る部分はしっかりと守って
いかねばならないのではないかと思うのです。


私は政治的要因で商売をできない状態にまでなってしまった経緯があります。
しかし現在、元気に情報発信をしております。

負けてはなりません。 誰にか? 世間でも世界でもなく自分自身にです。
確固たる勇気と自信を持って世界に日本の良さを基準にする迫力で
望みたいものです。
負の気持ちでは世界においていかれます。


いかがでしょう?

また大いに語りたいものです。

ありがとうございました。






ヨタヨタやけどお気に入り!
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コメント


TPPにISD条項という条項が入っているのを知らない人が多いようです。これを拡大解釈すれば、医療の自由化、BSE検査等の簡略化が進められる可能性があります。
タオル業界で例えれば、今治タオルのロゴマークを今治のメーカーしかつけられないのは不公平だと他国のタオルメーカーに申し立てられ国際裁判所で認定されれば、今治タオルのロゴマークが使えなくなるといった所でしょうか。
無理が通れば道理が引っ込むいうことわざを地でいくような条項が含まれているということを示議論せずして、まず参加ありきというのは、米軍安全保障の重要性を考慮しても???では。
アメリカにおいても、農業保険医療分野以外にメリットないということで、TPP参加に慎重な人の方が多いようです。

Posted by 繊維関係のはしくれ at 2011/12/03 14:45:47 PASS:

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
いつもブログを拝見いただいているようで感謝申し上げます。
どの分野もわが身の重要性意識が少ない国民意識が問題かと思いますね。単方向だけで反対論を唱えてもだめで各業界がしっかりと日本の情勢と文化とをぶつけて決定権は我が国がしっかりと言えるようにしていきたいものです。政治家でなく民の気持ちが他分野で世界とつながり友好を図っていきたいものです。誰もが相手を受け容れる気持ちからでないと争いはつきませんものね。

Posted by 寺田 元 at 2011/12/05 21:47:41 PASS:
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