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【明大生との毎週一問百答】第206弾は「追いつめられたときにどうしたか」について

投稿日時:2010/08/05(木) 17:33rss

〈質問〉----------------------------------------------------

 「もう食べていけない!」というくらい追いつめられたことはありますか?
 そのときには、どのように這い上がりましたか?

       (明治大学商学部 土屋麗紀さん)
        土屋さんのブログ「LUSHの石鹸が大好きな人へおくるブログ」
                「大学生の育児ブログ~学生もママも仕事も。」

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麗紀さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
いつもご質問ありがとうございます。
回答が遅れてしまいごめんなさい・・・。
一緒になって考えていきたいと思います。


人生において幸せの振り子が大きくなるには予測しても出来ないほどの
逆境も経験するべきだと思いますがいかがでしょうか?

2001年4月16日。 
私は小泉政権発足にて人生が大きく転換していくのを感じた一人です。

90%以上の売上のシェアを郵便局において会社を運営しておりました。

まさかと銀行の崩壊、農協の崩壊の後、国営の郵便局に21世紀の大きな波が小さな会社に降りかかってくるとは想像を超えておりました。

現在の大企業・中小企業も偏った顧客による運営であるがために
リーマンショックなどという多かれ少なかれ時代の変化の中で経験を余儀なくされる波が一度や二度起こることもあるのかもしれません・・・。

当時、
夜中2時に女房が会社のシャッターを開けてそっと夕食の差し入れをして
無言で去っていく姿を半年間続けました。
女房の背中にごめんねっとしか言えない自分がおりました。

新しい道を探すしか家族が生きていく道がないと追い込まれていた時代です。

無我夢中でネットを活用したビジネスに活路を見つけ、周囲の縁者に
お言葉をいただきながら、邁進した日々でございました。
来る日も来る日も全くさわったことのないパソコンに向かいました。

酒・たばこ・大好きだった草野球もやめ、それでも次男を幼稚園に通わす
ことが出来ないほど困っておりました・・・。

長男と同じ環境で育ててあげられない次男を目の前に私はうつになっていきます。
自身の責任を追い込む環境になってしまったのですね。

そこから一番大切にしなければいけないものを見失いそうになる中、
支えてくれた心友の存在と家族の笑顔が今の私の生き甲斐となり
人々へのご恩返しの気持ちへと結びついていくのです。


這い上がるという言い方が適切かどうかは分かりませんが、
自分の経営がどん底の中でも周囲の温かい支えがあると幸せを感じます。
幸せを感じた時から人は強く生きられると思います。 要はこころの問題なのです。
幸せはなるものじゃなく感じるものだと気づくのです。
その環境が以前より、少々儲かっていなくても。

温かい縁者の皆さんに出会うため、行動する、そして情報をもっている限り
放つ。 自分に正直に生きると応援いただく方々がふくらむのを感じました。


あの時、ひとつのことを見据えてあきらめずやり通したことが今の結果となって
結びついていると思っております。

あきらめないこと。続けることは簡単のようで難しい。

でも食べていけないことを経験したものは一番それが強いと知っているのです。

どん底を見ると優しくなれるし強くなれる。

そう感じます。




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コメント


回答いただきましてありがとうございました。

寺田元さん

質問に回答いただきましてありがとうございました。
返事が遅くなってしまいまして申し訳ありませんでした。

寺田さんは素晴らしい経験をされていますね!
小泉政権の時に、このような事態が起こっているとは知らずに生きてきました。
政権が変わる、制度が変わるというのはこんなにも社会に影響するのですね。

家族は心の支えだと思います。
辛い寺田さんを支えてくれた奥様。
素晴らしいご家族をお持ちですね!
私も子どもを産んで、その気持ちが痛いほど分かるようになりました。

私には小さい頃からの夢があって、今またその夢に挑戦することを決意しました。
家族には迷惑をかけることになりますが、背中を押してくれたのもまたその家族でした。
家族は生活の基盤だと思っています。
何を頑張るにしても、新しいことを始めるにしても、基盤がしっかりしていないとダメだと思っています。
私は早くして子どもを産んで、他の同世代の子とは違います。
新しいことに挑戦するには比べ物にならないほどの重荷を背負っていると思います。
それでも、子どもがいるから頑張れることってあるんですよね!
寺田さんが苦しい時に頑張れたのは、家族の力がすごく強い気がします。
「どん底を見ると優しくなれるし強くなれる。」
とても温かく、また、どん底を見ていないと言えないお言葉。
素敵ですね!

ありがとうございました。
土屋麗紀

Posted by 土屋麗紀 at 2010/08/22 11:55:00 PASS:
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