大きくする 標準 小さくする


ここで、どう思うかだ!

投稿日時:2006/10/03(火) 19:56rss

電車の中での出来事である。

運転座席のドアは開け放たれ、新米の運転手が大きな声で点呼し指さし発進する。
車内には笑う乗客もいるが、彼は真剣そのもので運転していた。

その横に上司たる指導官が折りたたみ椅子を片手に彼の態度を見ている。

ホーム近くになると「何をしとるねん! 馬鹿たれ!」
っとハンドルを奪い、オーバーランするところの電車を綺麗に停車させた。

「はよ覚えんか!! 何回言わせるねん! アホ!」

新米運転者さんは表情ひとつ変えず、又、うなずくことも謝ることの
表に出さない。 真面目な姿はすごく伝わるのだが・・・。

ここでこのブログをお読みの方は何を感じていただけるだろうか?

上司は叱っているのでなく、怒っている。
感情を出して怒っているだけである。

部下の運転手はそれをどのように受け止めているのであろうか?

電車の事故はひとつ間違えれば大惨事を引き起こすので、声を荒げてでも
徹底的に教育すべきだという意見もあろう。

その為に叱るべきであり、怒る感情は相手には何の役にも成長へもつながらない。
逆に犯罪の道を導いている可能性があるやも知れない。

ストレス社会において、どのような教育が必要なのか、今一度、考えた日である。

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ここで何を感じとるかや

感情をだすということと、情熱は紙一重であり、
時には声を荒げなくてはならない時もよかろう
なぜなら人命がかかっているから。
それと見習い運転手さんやけど、業務につくまでに、自分の体調をベストでなくともベターに持っていく努力があるのかな?尼崎のときもそうだが
ベターでないきがします。
イチローの高校時代のメンタルトレーナーされてた方に聞いた話では準備段階から違ったそうです
最近、叱るのが悪だという時代において叱らなくてもよいように教育を受ける側の努力もひつようではなかろうか?
いくら良い講演を聴いても睡眠時間になっていては・・・。

Posted by とっちゃん at 2006/10/04 07:22:00 PASS:

そう!叱るべき時叱ることですね

コメントありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。 相手に感情の赴くままに発して怒るのはよく無いですが、しっかり相手の行動や言動や人の命を預かる尊さなど全て上司が考慮し運転手に適切な叱る態度をとってほしいと思います。叱ることは愛情が無くては相手に伝わりません。声を荒げることは人間には時には大事なことでもあります。それを伝える術を上司や経営者は欠けていると最近思います。難しいことですが、人間ですから次につながる叱り方をしないとどちらの成長も無しです。 何故ミスをする過程に至ったのかを叱るべきだと思いますね。 

Posted by 寺田 元 at 2006/10/04 07:37:00 PASS:

叱られているうちが華

私も建設業界の代表で細々とやってますが、私の頃の見習いは読んで字のごとく職人の姿をみて習うことしか術がなかった。(約20年前)。
しかし今の若いもの  と言いたくないが、教えてもらって習う、更に一度教えても影で努力するという姿がかっこわるいのか、ライフスタイルの変化か仕事が終わってから自分で技術を上げるということをしないものが多いように思う。便利な生活になり、道具、機械は発達した。だが、それを使う人間が最近、雑になってるとつくづく痛感します。2007年問題といっても、技術を受け継ぐものの姿勢が肝心ではなかろうか。赤色に染まったタオルを青色に染めようとする場合、思い切り絞りきらねば良いものも吸収できないのでは。電車の上司の気持ちも部下の気持ちもわかるが、部下の方に言いたい叱られているうちはいいけど、そのうち上司も叱らんようになるときがあるのでは・・・・
部下ばかりを攻めるつもりは無いけどそんなんしてたら努力する東南アジアの人たちに仕事が移管してますます空洞化になるで。
若い人たちの雇用を守ろうとするならもっと若い人たちよ一晩くらい寝んでも仕事をするくらいの意気込みがあってもいいように思う。それが良い思い出になるのだから。今しかできないのだから・・・。

Posted by とっちゃん at 2006/10/04 12:49:00 PASS:

良い思い出になる姿勢

建設業の代表者からのコメントありがとうございます。ひしひしと全体を見据えた素晴らしいコメントにうなずいております。技術は最大の日本人の良さであり、それは相思相愛する上下関係から育まれていくものだと思っております。教えることの喜びとそして受け止める若者の姿勢が無いと本当に気持ちを込めた指導は出来ないことでしょう。 一生懸命に身になることを学ぶことは本当に良い思い出となり自分の宝になると思います! 何くそ!くらいのバイタリティがある若者の熱意が感じる現場が活気があります。 今しかねえっという精神を宿してほしいですね。

Posted by 寺田 元 at 2006/10/04 18:26:00 PASS:
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