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2019年10月29日(火)更新

タオルのヨコ糸の大切さ

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

皆さんもご存じかと思いますがタオルは
タテ糸とヨコ糸とパイル糸の3次元の織物として完成していきます。


赤の糸を先染して織機に掛かっています。
上が上糸(パイル糸)で下が下糸(地糸)となります。


横に指しているのがヨコ糸。


白のヨコ糸を指している状態。


ヨコ糸はデザインに応じて1色から9色まで織機によっては指すことが可能です。


赤と黄色・青色のヨコ糸



下糸(地糸)が白で上糸がカラフルなビームに巻かれて織られる場合が
多いです。
下糸を同じにする方がコストも安く作業の手間も少ないためですが
組織(デザイン)によっては下地の白が目立つ場合があるので本来は下糸も
同じ組織糸にするのが高級なタオルになります。





 

2019年10月28日(月)更新

見本製経機(サンプル整経機)

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

タオルは本来ビームに整経された状態でタオル織機に掛けられて織られていくのですが
個口対応が多く求められる昨今に見本製経機(サンプル整経機)という機械が導入される
工場もあります。


こちらが見本製経機(サンプル整経機)です。

では本来はどのような形でタオルができるかをお伝えしないと見本製経機(サンプル整経機)の
利便性が分かりませんよね。


タオルを織機に掛ける前の作業を製経と言います。タテ糸・パイル糸を必要な長さに巻き取る作業のことです。
手前に鉄製のロールがビームと言います。
奥にある糸を立てているのをクリール言います。


白糸をクリールに立てた状態です。


色糸を立てた状態です。


のべ師さんが糸を調整しながらタイコに巻いていく場合と直接ビームに巻きとっていく方法がありますが
ここではタイコに巻いていく方法を紹介します。


白糸では分かりにくいので先染されたカラー糸をタイコに巻いていく様子です。


タイコに巻いた糸を下糸用と上糸用に別々に巻いていきます。


オレンジ系の上にあるビームが上糸。
ブルーにオレンジの線の糸模様が下糸でビームに巻かれた下糸です。


様々な色糸で巻かれたビームを織り上げていくと


このようなイメージで織り上げられていきます。

この作業をしていくことでタオルが織られるのですがロットが大きくなってしまうので
まずは織上がりデザインを確認したいというご要望にあわせて
小ロットで巻き織ができる機械が見本製経機(サンプル整経機)なのです。





 
 

2019年10月24日(木)更新

タオルの縫製は手作業(ミミ・ヘム編)

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

タオル工場にお礼参りに行くとこの道40年のおばちゃんが優しく声を掛けてくれる。
現在タオルを織る織機は高速化されているが周囲の縫製(長い縦をミミ、横の辺をヘムという)
手作業でされている。
ほとんどタオルメーカーさんはこの縫製加工の人材不足で悩んでおられるが
日本のタオルを存続させていくには皆さんのご理解がなくてはならないと
今までも現場の様子を紹介させていただいてきた経緯がある。


タオルは反物状態で織り上げられてきた状態で4本のラインの入っている部分を
スリッター機でまずは裁断をする作業をする。


タオルの長い辺がこのように裁断されて機械から出てくる。


そのままタオルの耳(ミミ)を巻く機械で三巻きにされていくが
商品によっては手作業でミシンをかけるものもある。


まだピース状態(タオルの1枚のサイズ)になっていない長いタオル生地を耳を巻いていくミシン。


ミミを巻いたタオルは手作業で断ち切りばさみでピース状態にしていく。


何100枚、何1000枚と同じ作業を進める。


各工場によっては自社用に改良したカッターを使用している場合もあるが
それでも人の手作業になっている。


タオルは長さも違えば幅も違うためどうしても機械に統一することが難しい商材。


ピースに裁断されたタオルはヘム縫い工程に入る。
タオルの端部(ヘム)にそれぞれのブランドネームやオリジナルネームを
ミシンで1枚ずつ取り付ける。
タオルの色にあわせて縫い目を同じにするためボビンを変えてミシンを設定する。


ヘムを3つに折りたたんでネームを挟み一気にミシンを走らせる。


ゆがんだり縫い目が切れたりすると縫製不良として商品は販売できないので
熟練の技が必要であることが分かっていただけるかと思う。

毎日毎日1枚のタオルを作り上げるのに手作業の温かさがあるからタオルは優しいと
私はいつも思う。

機械任せの工業品でない人のぬくもりを届いたタオルで感じ取っていただければ幸いです。



 
 

2019年10月17日(木)更新

街角の土嚢に意識

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

街角で様々なサイズで使用されている土嚢に意識がいくようになりました。


大型ショッピングセンター施設内の駐輪場で見つけた土嚢は

湯たんぽくらいの大きさで通行の邪魔にならないようなサイズです。


病院の階段を降りたところにドアがあるところにも浸水を予防するように

土嚢が準備されていました。

 

タオルの土嚢が活用できるか実証していきたいと思います。

 

 

2019年10月02日(水)更新

甲子園出場校選手記念タオル続々完成

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

今年の夏の全校高校野球選手権大会のオリジナルタオルが続々完成してまいりました。
二度もアルプスから応援させていただいた立命館宇治さんの選手たちを
例に作品作りのご案内をさせていただきます。


初めてタオルを作成される方が多いので今まで記念用にもらわれたタオルなどを
参考に入れたい文字やカラーのイメージを持っていただきます。

文字の配置やフォントを調整しながらデザインをしていきます。
最近のトレンドは写真分解したデータをプリントする方法が多くなってきました。


完成したタオルを送るとお礼のメッセージをいただくとうれしいです。



こちらの選手は揮毫された書文字を入れて写真をトレースさせていただきました。
プリントするカラーを悩まれましたが紙ベースやスマホなどで見る色データは
環境によって違うので色番号のチップを見ていただくかもしくは現物の色見本を送付いただきながら
プリントするインクを調合していきます。


こちらも届いた作品タオルを見て感動のメールをいただきました。


球児のタオルを作るのが私のタオル屋になった当初の夢でした。
毎年たくさんの球児のタオルを作らせていただき感謝しております!





 
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