（株）京都工芸

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。



今までタオル屋にどっぷりと浸ってしまっていたため質問をされるまで全くお客様に
伝えてなかったことでした。

お客様：「タオルってスベスベの生地の方と毛足がある方がある場合
どっち側で拭くのが正解？」


私：「・・・・・・・・・・。」　
　　「お客様はどのように活用されてますか？」

お客様：「ハンカチの方は毛足がある方でフェイスタオルはスベスベの方。
バスタオルは身体はスベスベの方で頭は毛足がある方で拭いてます」


なるほど。　全く問題ないですよとお答えしながら皆さんも疑問に思っておられたかもしれませんね。


製織の立場からするとタオルの縫製部で裏表は解ります。
また最近では逆ヘムといって表面にネームなどを付けてデザイン性を重視する縫製もあります。

ただし使い方に関して言えばタオルは自由に拭いていただくことが一番。
表ガーゼで裏がパイル。
表がシャーリング（スベスベ）で裏がパイル。
今は表と裏で毛足の長さも違うタオルもあるので使用勝手がいいほうで拭いていただくのが
いいかと思います。

デザイン性を重視したインテリアとしてタオルを活用される場合ではなく
タオル本来の「拭く」という用途からいえばご購入の際にある程度は想像しておられるかと
思います。
ただ、今やタオルは星の数ほどありますので表裏に関しても千差万別。

あれ？　どっちで拭けばいいの？　っという疑問も持たれるのも当然かもしれません。


あれ？このタオルはどう使うの？って困った場合はご遠慮なくお問い合わせください。

ちなみにさっきのお客様と一緒にいた別のお客様は全く違う裏表の拭き方を
されてました。

おもしろいですね。





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