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(株)京都工芸【タオルはまかせたろ.com】 タオルソムリエ寺田 元 が毎日綴るブログ
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2015年03月09日(月)更新
国東時間 アキ工作社
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
国東時間(くにさきじかん)

それは株式会社アキ工作社の代表である松岡社長が考えた造語である。
2012年、大分県国東市の廃校になった小学校を拠点に立体造形システムである
段ボールをアートさせたd-torsoを開発されていく。
その土地を選んだ理由はノスタルジー。
東京から産まれた場所へ戻るという松岡さんの覚悟でもあったようだ。
もともと建築デザインを主にしていた松岡さんが偶然にも奥様のニット展示会にむけて
製作した立体型段ボールマネキンが好評を得たことが起点となっている。

そのクオリティは現物を目の前にすると素晴らしく、曲線美の美しさはリアルに描かれている。
本物以上に人を感動させるデザインとなっている。
本物のと違うところは自らが平面の段ボール型を立体的に組み立てていくことに
ある。 それは決して難しいものでなく誰もが作れるという仕組みが大切なのかもしれない。

学校の校舎をそのままに仕事場にしている企業の事例は過疎化が進むに連れて多くなる一方のようである。
異業種経営者で見学にいったアキ工作社さんはその校舎全体を最大限に活かした経営を
されている素晴らしい例のひとつだ。

最初に話をお伺いした以前の校長室であったという部屋を中心に冷暖房設備を足された以外は
当時そのままの校舎での活用を各部門ごとに部屋割されている。

職員室は事務所となっており見学時は会社が休みであたっため特別に入らせていただいた。

廊下には素材となる段ボールが立てかけられているが十分なスペースである。

校舎分の広さは備品ストックも問題なく持てる。

2階校舎の踊り場に向かうと作品のアートの展示スペースが広がっている。
まさに壮観であり芸術の世界へと誘う。

スパイダーマン。ディズニーキャラクターにムーミン・・・。
世界の名高い名作が段ボールによりアートになっていく。
世界のトップ企業をクライアントに作品も手がけまさにオンリーワンの世界なのだ。

そんなデザインから制作まで一貫生産であるアキ工作社さんが2014年に
週休3日に踏み切った。
これが俗に言う「国東時間」というものになりメディアに紹介されていくことになるのだ。

生産効率と社員教育とポテンシャルを考えた時に思い切って週休三日にした場合にどうなるのかっと
思い決断されたそうだ。
結果、自身の社員からの作業報告の手間や彼らの休日のモチベーションや勤務時間の効率がアップしたことにより
120%アップの売り上げの成果がついてきた。
今ではそれに見習い他業種でも国東時間を採用する企業が増えているそうだ。

私が何よりも注目したのはその国東という場所の地域性がその時間にマッチしていることであった。
過疎化が進み高齢化していく街に必要なのは企業誘致ではなくその企業がどれだけ
地域の社会的意義を持つかによっていいようにも悪いようにも街は蘇ったり衰退したりすると
思える。
この会社であるアキ工作社さんは社員をあげて祭りを真ん中において社会活動を始めていく。

たまたま社内で出勤されていた盆踊りとダンスを融合させたボンダンスで有名な山中カメラさんが
おられ一緒にこのグランドでくにさき「時祭(ときのまつり)」大ボンダンス大会実行委員会を設立し
成功した模様をビデオで見させていただき、昨年は600名上の来場者がお越しになられて成功された
ことを知った。
まさに段ボールアートという新規性と地域を祭りで盛り上げる社会性がシナジーして話題性がある
会社としての魅力を三方良しにした理想の企業である。

大分空港を始め様々なお土産売り場でアキ工作社さんの商品を目にした。
それは街全体がこの企業を認知しそこから情報発信をしているように感じる。

作品を手にする喜び、見る喜び、作る喜びがこのアートには秘められている。

制作室の片隅に綺麗に洗濯を繰り返したタオルと新しい粗品タオルが積まれていた。
何にご利用なのかを松岡さんにお伺いしたところ仕事がらウェスが大量に必要とのことであった。
今回の見学の織れに我が社のリユースタオルを送らせていただき御礼にしたいと
思う。
感謝
【タオルはまかせたろ.com】のビジネスはこのようにして誕生した!
寺田 元 処女作 好評発売中

「売らない」から売れる!
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
【タオルはまかせたろ.com】
国東時間(くにさきじかん)

それは株式会社アキ工作社の代表である松岡社長が考えた造語である。
2012年、大分県国東市の廃校になった小学校を拠点に立体造形システムである
段ボールをアートさせたd-torsoを開発されていく。
その土地を選んだ理由はノスタルジー。
東京から産まれた場所へ戻るという松岡さんの覚悟でもあったようだ。
もともと建築デザインを主にしていた松岡さんが偶然にも奥様のニット展示会にむけて
製作した立体型段ボールマネキンが好評を得たことが起点となっている。

そのクオリティは現物を目の前にすると素晴らしく、曲線美の美しさはリアルに描かれている。
本物以上に人を感動させるデザインとなっている。
本物のと違うところは自らが平面の段ボール型を立体的に組み立てていくことに
ある。 それは決して難しいものでなく誰もが作れるという仕組みが大切なのかもしれない。

学校の校舎をそのままに仕事場にしている企業の事例は過疎化が進むに連れて多くなる一方のようである。
異業種経営者で見学にいったアキ工作社さんはその校舎全体を最大限に活かした経営を
されている素晴らしい例のひとつだ。

最初に話をお伺いした以前の校長室であったという部屋を中心に冷暖房設備を足された以外は
当時そのままの校舎での活用を各部門ごとに部屋割されている。

職員室は事務所となっており見学時は会社が休みであたっため特別に入らせていただいた。

廊下には素材となる段ボールが立てかけられているが十分なスペースである。

校舎分の広さは備品ストックも問題なく持てる。

2階校舎の踊り場に向かうと作品のアートの展示スペースが広がっている。
まさに壮観であり芸術の世界へと誘う。

スパイダーマン。ディズニーキャラクターにムーミン・・・。
世界の名高い名作が段ボールによりアートになっていく。
世界のトップ企業をクライアントに作品も手がけまさにオンリーワンの世界なのだ。

そんなデザインから制作まで一貫生産であるアキ工作社さんが2014年に
週休3日に踏み切った。
これが俗に言う「国東時間」というものになりメディアに紹介されていくことになるのだ。

生産効率と社員教育とポテンシャルを考えた時に思い切って週休三日にした場合にどうなるのかっと
思い決断されたそうだ。
結果、自身の社員からの作業報告の手間や彼らの休日のモチベーションや勤務時間の効率がアップしたことにより
120%アップの売り上げの成果がついてきた。
今ではそれに見習い他業種でも国東時間を採用する企業が増えているそうだ。

私が何よりも注目したのはその国東という場所の地域性がその時間にマッチしていることであった。
過疎化が進み高齢化していく街に必要なのは企業誘致ではなくその企業がどれだけ
地域の社会的意義を持つかによっていいようにも悪いようにも街は蘇ったり衰退したりすると
思える。
この会社であるアキ工作社さんは社員をあげて祭りを真ん中において社会活動を始めていく。

たまたま社内で出勤されていた盆踊りとダンスを融合させたボンダンスで有名な山中カメラさんが
おられ一緒にこのグランドでくにさき「時祭(ときのまつり)」大ボンダンス大会実行
成功した模様をビデオで見させていただき、昨年は600名上の来場者がお越しになられて成功された
ことを知った。
まさに段ボールアートという新規性と地域を祭りで盛り上げる社会性がシナジーして話題性がある
会社としての魅力を三方良しにした理想の企業である。

大分空港を始め様々なお土産売り場でアキ工作社さんの商品を目にした。
それは街全体がこの企業を認知しそこから情報発信をしているように感じる。

作品を手にする喜び、見る喜び、作る喜びがこのアートには秘められている。

制作室の片隅に綺麗に洗濯を繰り返したタオルと新しい粗品タオルが積まれていた。
何にご利用なのかを松岡さんにお伺いしたところ仕事がらウェスが大量に必要とのことであった。
今回の見学の織れに我が社のリユースタオルを送らせていただき御礼にしたいと
思う。
感謝
【タオルはまかせたろ.com】のビジネスはこのようにして誕生した!
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そこまで使ってほしいタオルがあります
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