大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2009年02月01日(日)更新

なんにもしてないから、(前編)

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です

昨日と、うって変わって雲一つない青空だ。
東京に着いてからほとんど、食事が喉が通らなかったのに、東京の朝が
晴れだったことに又、心にスイッチが入った。


ホテルの朝食のおにぎりを3つたいらげて、浜町公園にある神社に一礼をし、
感謝をのべて、改札に向かった。

目黒からバスに乗り、2回目の訪問・・・。
初日の強風の冷たい小雨の降るナーバスな自分とは違い
キャリアケースも引きずることなく、抱え込むように目指す先へ向かっていた!

白い住居にトレーニングルームがかすかに垣根から見える。
空調はボーンと音を唸らせているが、人の気配は全く感じない・・・。

インターホンを鳴らす。

そしてもう一度、鳴らす。

レンズの向こうをまばたきすることなく出来るだけ穏やかな表情で
突っ立ている自分がいた。 3分くらい経ってたんだろうな・・・。

その向かい側のマンションで縄跳びで遊ぶ子供の声で我に返った。
息をするのを忘れていたようで慌てて息をした・・・。
もう少しで過呼吸になりそうだった・・・。

当てもなく、考えもまとまらないままに、ご自宅の周りをぐるりと回り、早朝のランニングをするランナーと何人もすれ違った。 
スーツケースを抱える私を見て「また、ファンがどこからか、来たんだろう・・・」っ的な目で見ているように感じてしまう程、気持ちが沈んでいく
自分に向き合えずにいた・・・。

(私はここで何をしているんだろう・・・?)

勉強会でお世話になっている先輩に電話をした。
明るい元気な性格でみんなからはパパの愛称で親しまれている。

「今から寄せていただいていいですか?」 「どうぞ♪」 明るいパパの声だ。



パパには二人の子供がいる。
5歳長男と7歳長女で自宅に残してきた私の息子達と年が近い。


かわいい子供達は人なつっこくて、すぐに私を受け入れてくれて遊んでくれた。


09020101
奥さんはキッチンと居間を行ったり来たりとケーキだ、ゼリーだと東京の有名店の品をあれやこれやと揃えてくれる。 


遅めの昼食だと夫婦でサンドイッチを作ってくれたので、ベランダの眩しいくらいの日差しの中で、子供達と楽しく食べた。


パパはその間に隣に住むIさんに電話をしてくれたらしい。
「今、湘南にシェパードと行ってるから、戻ってきたらタオル預かってあげるって」・・・。


一瞬、何を言っているのか分からなかった。 そんな簡単なことなのか?
愚問をもう一度、してみた。 でも答えは一緒だった。

「簡単なことだろ!」 っと返事が返ってきた・・・。
奥さんは今から来るからと誰が来るのか分からないけどもギョーザ作りに
必死だ。

それをパパが丁寧に皮を器用に包む。

私は二人の子供と英語版の機関車トーマスのアニメを観ながら、言葉は分からなくてもストーリーは分かるもんだなって変に5歳の子を膝に乗せながら2時間近く観ていた。


ピンポーンとなって勢いよく二人の子供と女性が一人やってきた。
めちゃくちゃ底抜け明るいWさんという女性はたらふくお酒を飲んでも
変わらず、明るく笑っていた。
そして風のように帰って行った。



続いて二人の夫婦がやってきた。 会った瞬間から物腰の柔らかいそして懐の深そうなご主人と花粉症でタオルで鼻を押さえながら、笑顔の優しい美人な奥さんだった。  この方がIさんだった。 初対面だったのに元ちゃんと言って
朗らかにお話をしてくださった。

続いてピンポーンと鳴り、2階の住民から鍋を借りにくる人がいた。

「ここはほんまに東京なのか?」っと思えるくらい、昭和のままの近隣同士のつきあいが深い。 それもマンションだぞ!

でも、それはパパと奥さんの雰囲気がそうさせるものだと出会えば誰もが感じることであろう・・・。


Iさんの奥さんがすぐに私の夢の諸事情を理解して、悦子婦人に電話をかけてくださった。
もう夕方6時を回っていたことを初めて時計を見て知り、私はなんて長いこと、この居心地のいい空間に居ているのだろうと思った。


ドキドキしながら、Iさんの電話が終わるのを待ったが、悦子さんの携帯は電源が入っていなかったらしい・・・。



09020106
夕食はパパ特製のギョーザだ! なんでこのタイミングで私の好物のギョーザが
出てくるのかなんて、もう何も不思議に思うこともなかった・・・。

人間は全て成るようになっているんだと昨晩滋賀の社長に電話で教わっていたから。

Iさんご夫婦もパパのギョーザが久しぶりに食べられるとうれしそうにしていたようだ。

 旨かった。 身がたっぷりのギョーザになかなか手に入らないラー油をいっぱいつけて食べた。  


10個ほど食べた頃かな・・・? 



   Iさんの携帯が鳴って「悦子さんだ♪」と外へ出て行かれた。



もうギョーザが喉を通らなくなって固まっていく自分がそこにいた・・・。
私の体はなんてわかりやすく出来ているんだろう・・・。
緊張すると胃がかくれんぼしてしまうようだ・・・。



部屋に戻ってくるのは10分か、20分か、いや、もっと短い3分くらいだったのかもしれない・・・。
それだけ、緊張している自分がいる・・・。

部屋に戻ってくるなり、私を少しチラッと見てから、
Iさんは「つまようじ貸して。歯に海苔が付いていて恥ずかしい・・・」・・・。
  どこでしゃべっていてその自分に気づいたんだろう?

私は冷静なのか? それとも・・・。間違いなく冷静ではない。 つばが全く飲め込めないことに気づくのにそんなに時間はかからなかったのだから・・・。


「元ちゃんちょっと待ってね」 そう言ってIさんは又、部屋を後にした。 



続く・・・







 

2009年01月30日(金)更新

感じるままに 

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

感じるままに1

1月4日のNHKさん放送
「ようこそ先輩、課外授業」を長渕剛さんを観させてもらいました。

今、逢いにいくべきと決心。

逢えるワケでもないのに でも 逢える気がして・・・。


動かない自分より、動く自分でいたいから・・・。
ただ、それだけです。 

後悔しないよう、みんなの応援をエネルギーに変えて進む。



感じるままに2


タオル職人が作成した、タオルを持って本日上京します。

やるなら今しかねえ! 剛さんの【西新宿の親父の唄】が私を動かします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


rogo
【タオルはまかせたろ.com】
【タオルはまかせたろ.com楽天店】
オリジナルタオル制作e-towel.net

2009年01月01日(木)更新

2009年謹賀新年ブログ【文化とジャパン】

2009年元旦

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い申し上げます。

今年の夢へのテーマは【文化とジャパン】です。

激動の激動と言われますが、毎年、毎年、いいことも悪いこともあるもんです。
日本には日本の素晴らしい文化と風習があります。
日本人の魂でしか作りだせない素晴らしいものもあると思います。

世界と融合していきながら、メイド・イン・ジャパンの寺田 元に出来ることを
全うしていくのみです。

ささやかな幸せが感じていただけるおつきあいをしていきただけるよう、努めていきたいと思ってます。

今年もご縁を持てます様々な事に感謝していきたいと思います。

過ぎ去る時間に意味の無い時間は無いっと歌っておられたのを聞いて、ほんまに
そうやと思いました。 
全員に同じだけ共通に与えられた2009年が意味ある時間になれますように。



2009年元旦伏見稲荷
今年も商売繁盛の京都の伏見稲荷さんへ行ってきました。

願いはせずに感謝の御礼のみ伝えるのが慣わしです。


さあ、今年もどんな一年になるのやらワクワクします。
自身のブログを見直すのは毎年、決まって12月です。
喜びも苦しみも全部受け入れて、
2009年12月にまで、駆け抜けますよ~!

よろしくお願い申し上げます。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


rogo
【タオルはまかせたろ.com】
【タオルはまかせたろ.com楽天店】
オリジナルタオル制作e-towel.net

2008年12月28日(日)更新

案ずるな

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

経済新聞を読むと不況の声がのろしをあげております。
これから日本はどうなるのであろうかと、メディアから憶測を発して
財布の紐も堅くなる連鎖も働いて、お金の流れが悪くなっております。

自身の生活にいきなり危機が押し迫ることを感じない方までも同じように
ベクトルが向いてしまうのが、不況への見えない出口に感じてなりません。

私は、今、生きております。 正直、苦境も逆境もあります。

でも言いたいことはひとつ・・・。 案ずるな! です。

この一年、前向きな発言を通して皆様にお読みいただく方々には
夢を語ることと笑うことを大切にという勇気をもって情報発信をして参りました。
不甲斐ない自分に夢を潰されそうなこともいっぱいありました。
でもそれもこれも応援と支えがあって夢をまたひとつ叶えることができました。

ブログを通して、後ろめいたことは一切書かずに前へ進めば見えるという行動力をお伝えしたかったのです。

日本の歴史を振り返れば、様々な転換期があり、それに応じて志士が登場して、
時代を築きあげてこられたのです。
様々な人物やそこに向かって支えた民がいっぱい明日を夢見て、努力した祖先の
皆さんがいるのです。
今の不況なんて当時を思えばなんのこれしきです!

目先の日本でなく、大きな夢をもって、満ち足りた瞳で輝かしい近代未来を
想像してこられたのです。

だから今があり、今後もそれは変わりないと私は思います。

学ぶことを尊い、遊び、五感の感情で表し、人に優しく、感謝の気持ちを持つことは年を重ねると感じる人間の奥深さのような気がいたします。


もっと現代に生きていることを喜びましょう。

これも経験出来ないことです。
そこに幸せを感じることがひとつでもあれば、素晴らしい人生だと思います。


来年に講演依頼をいただき、引き受けることにしました。

今までは、お断りすることも多かったのですが、そうは言ってられない感があります。
ノウハウでなく、感性(行動力)と洞察力とコミュニケーション力を持てば、人は人になれるっと感じております。

笑い楽しむ反面、へこたれ、泣き崩れる。
真似て感じて、トライする。
そこに芽生えた人との繋がりは言葉や態度で目に見えないパワーになっていくと
思っております。

私は絶えず、楽しい感情があふれ出てなりません。
パニック障害になったから特にそう思うのかもしれませんが。


その楽しいことを、その夢を、もっと持って生きていただけるようお手伝いしたいと思います。


案ずるな! 前へ行きましょう。 振り返れば、いい人生を感じるようになってますから。


明日の食も出来ないどん底から這い上がり、大病も経験しましたが、何のこれしき!  まだまだ、人間っていうもんは強いもんです!






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


rogo
【タオルはまかせたろ.com】
【タオルはまかせたろ.com楽天店】
オリジナルタオル制作e-towel.net

2008年12月18日(木)更新

ホノルルマラソンへの感謝5 夢に感謝

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。


081218夢

『ホノルルマラソンを40歳で女房と走る!』

夢を持つことを語り続けたのは
最初は自分のエゴだったかもしれません。


それを語ることは簡単です。 夢ですから。

手に入らなかったらどうしようと思うから、語れない人もいます。


そんな友人が15年前ゴロゴロいました。
バブル絶頂に夢より今の目の前の女をどう抱くかが先だった青春の一幕。


25歳の時に、ふと口にした夢が心友が誘ってくれたホノルルマラソンへの参加の
切符。


若さゆえに練習もしないで、楽しむハワイを想像して参加したのが始まりです。


しかし現実に走ったマラソンの42.195kmの長いドラマに人生が変わりました。


5つの感謝。

自然
食べ物
健康
仲間
平等


それを伝えるかのように帰国後、話しをして一番に響いてのは家族でした。
2年連続でホノルルマラソンへ母と妹と心友とおばあちゃん(亡)と参加。


その後も夢の無い仲間に語り続けました。 マラソンってすごいんだよって。


いつしか、受け入れられないという仲間の視線を感じました。
なんでだろう? やっぱり体験が一番じゃないか!?
参加しろよ?!!
半ば強引な自分がいました。


ふとその頃から気付きます。
夢は自分で探すものだと。
人に押しつけるのがすべていいもんだと限らない。
自分のOKが相手にはNOってことも多々あるんだと。 当然のことが
気付くのが遅い自分に恥ずかしかったです。


その後、アムウエイという会社の仕事をやり出す仲間が
増え出しました。
それはそれは夢を大きく語ります。
こっちそっちのけで、自分の夢と錯覚をのせて一緒に
やろうと語ります。


あ、私のホノルルマラソンの夢もこんな風に
聞こえている人には感じていたんだと感じました。


「その仕事、お前が5年続けてたら、一緒にやるよ。」


そう言って断っていました。


それ以来、5年続けて夢を語るその仕事をしている仲間がいません。


あっ。私も10年後に走ると言っておきながら、
本当に走らないなら、そいつをとやかく言うことは出来ない。

自分も同じ穴のムジナだと。


ようし。 私は女房と何が何でもホノルルマラソンに参加するぞ!


っと女房のマラソン嫌いも承知の上で決めたことも思い出します。


恥ずかしいエピソードですが、このように仲間を見返してやりたくて
言い続けたとこも一部途中まであったのは事実なんですね。


でも、それも今は違いますね。 そしてそれは間違ってますから。


夢は誰のためでなく、感じたままに楽しい方向に考えるから
叶うんだと。
少しでも、すさんだ気持ちをもてば、応援してくれる周囲はいません。
夢は1人で叶えられるもんでないんですね。

本当に周りにいっぱいいっぱい、繋がりをもって叶えられるんですよね。
もっというと叶えてもらっているんだと・・・。


多くの夢を語る。 それは楽しい夢であればいい。


私も何名かの素敵な方の夢に一緒に乗ってます。
ただただ、その方を自然に応援したくなるだけですが。

夢を見させてくれる人って素敵なんですよ。


近くにいっぱいいる人は幸せですよ。 ホント。


下を向くなら上を向こう。 夢を持とう。 小さくてもでっかくても。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


rogo
【タオルはまかせたろ.com】
【タオルはまかせたろ.com楽天店】
オリジナルタオル制作e-towel.net
«前へ 次へ»