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2011年02月12日(土)更新

【学生・社会人との毎週一問百答】第228弾は「顧客のニーズをつかむ」について

〈質問〉----------------------------------------------------

 お客様のニーズをつかむために
 されている工夫はありますか?

       (経営者会報ブログ事務局 田中学)

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田中学さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
いつもお世話になっております。
ご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。

田中さんは質問される際、そしてその回答をされますオーナーに対しての
コメントの書き方にどこに意識してお書きになっておられますか?

いつもいただきます文章に田中さん独自のあたたかさといいますか、人間性が
出ておりこちらが感謝の気持ちを伝えたい気持ちでいっぱいになります。

それは田中さんが自然と経営者の方を敬う気持ちが文章力に比例して
素晴らしい言葉になってでてきているからなのでしょうね。
工夫もいろいろとされて取り組んでおられるのが伝わってきます。


私たちの会社もお客様をおもい立場にたってひとつひとつの作業をしております。


先日もお客様のブログをご紹介させていただきました。
お客様のブログ

すべてにおいて、タオルというものを販売するのでなく、付加価値を
お伝えすることがたくさんある会社からお選びいただく手段だと思っております。


また、お客様に対して教育するのも、大切であると思っています。
これができていない応対が多く、最後にはお客様が不信になり価格競争になることとなり、どこで何を販売しているのか顔のない企業に陥りがちです。


タオルのプロであるのですから、しっかりと誠心誠意お伝えする。

そして「教えてくれてありがとう。タオルソムリエに出会えてよかった。また、次回もお願いするよ。」

このお言葉ほど、続けていてよかったと思う瞬間はありませんからね。


会社は社員の教育・育成の場であり、お客様(社会)に対しても教育の場であり、しいては自身を磨かせていただく大切な仕組みが成り立っていることを常々意識しながら、工夫をしております。


そうするとすべてに感謝の気持ちが集います。





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2011年02月01日(火)更新

【学生・社会人との毎週一問百答】第227弾は「会社に対する愛着」について


〈質問〉----------------------------------------------------

 従業員に会社に対する愛着をもってもらうために
 されている工夫を教えてください。

       (経営者会報ブログ事務局 田中学)

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田中学さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ご質問ありがとうございます。
また、私のブログより質問へと発展いただきましたことを感謝いたします。
一緒になって考えていきたいと思います。

また、その時に私が記事にしてました登場人物の女性の営業の方にも直接、このように
ピックアップいただいたこともふまえてお気持ちを聞いて参加をしていただくようにいたしましたので後ほど紹介したいと思います。
返信いただきました彼女には深く感謝申し上げます。


愛着を会社に持ってもらうにはその社員に居場所を持ってもらうことです。
その居場所が心地いい状態であるなら金銭よりesより精神的愛着が起こり得ます。
そう思って日々、努めております。

「今日も元気やね。」
「今日もきれいにできているね。」


自身に置き換えると分かりやすいですが認められる。褒めてもらう。
存在を意識してもらっている。 居心地がいいですよね。

これはリーダーシップを持って
人を愛し、地域を愛し、社員と家族、取引先、外注先、下請、地域社会、もしくは株主の幸せをいい関係にするための必要条件です。

強い人間関係を築きあげることが一番会社を継続させていくには必要であると感じてます。

創造力と革新力が経営にあるとするならば、経営者は洞察力を磨く必要があるといつも我に言い聞かせてます。


洞察することはどういうことなのか・・・?

感心がないと自分の世界に入るだけで仕事をしてしまいますが、
そうでない方は幅を広げる人脈や仕事を持ってきます。
そんなもんです。
相手を思いやる気持ちや利他性があれば洞察する力がおのずと磨かれます。
そのような行動をとっている社員をさらに経営者が洞察して声をかけていくことが大事なのです。

多彩な個人の組織でなく
経営者のモラルと社員のモラルが一致すると強いつながりになり、ますます仕事が楽しく拍車がかかります。

そのためには強力なリーダーシップのもと、コミニケーションがなければ、社の空気は一丸となりえません。

ザックジャパンが優勝したアジアサッカー杯。
ザック監督の采配は冴えわたっていました。

なぜか? 選手全員とコミニケーションを図り一丸とすることが指導者には
絶対条件なのです。 それに徹底していたからだと感じます。

時には相手側がコミニケーションが邪魔くさいと感じるときは人間だからあります。
その顔色をうかがい躊躇するよりコミニケーションをするほうが断然に勇気と決断力がいります。これが大事なんです。(おおげさですが)


今、日本人に一番欠けているのはこのコミニケーション力だと思うのです。

言いたいことは言い合ったら、最後は肩を組んで帰るというそんな女性営業の彼女には、枠にとらわれない人間としての可能性を感じます。

元気な挨拶一つで、社がまとまることもあり得ると思ってます。


私も言葉足らずなところが多々あり、社内でコミニケーション不足になってしまい反省することもしばしばです。

しかし、泣き笑い、感動し、感情を共有できる社内での空気は気持ちいいです。


それは職種内容や環境の内容によって多少違っていても、居場所をしっかりと
意識してもらえるようにするのが大事だと思うのですが、いかがでしょうか・・・?







素晴らしい女性の営業の方からいただいた素直なコメントを紹介します。
一度しかお会いしていないのに誠実なメッセージをくださいました。
本当にありがとうございます。


㈱京都工芸
代表取締役 寺田さま

いつも大変お世話になっております

最近、お客様に「対応が誠実ではない」とお叱りを受けてしまいました
アイディア募集をしていたのですが、すっかり発表が遅れてしまい、
みなさんにご迷惑をかけてしまいました・・・
ですので、ピックアップして頂けるようないい仕事ができていないのが現状です
寺田社長の期待にこたえられず、ごめんなさい・・・

なので、そのような流れで回答していいものか悩みましたが、
気軽なアンケートとしてお答えしたいなと思います
会社に対して、というのは私は経営者の身内にあたるので、
対象者から外れてしまうかもしれません
今の会社が社員に対して行っている「ES」への工夫ですが、
1.決算賞与(利益の対価を配当)
1.QC活動(1人1人が目的意識を持ち活動し、それに対して評価される)
の2点なのかな、と思います
それに対して、社員の方がどう思われているのかはよくわかりません
私は入社して半年なので、この辺りは木村の方がよく理解していると思います
私個人としては、「会社で扱う商品に対して思い入れがあるから」、に
尽きると思います
タオルについてどう思っているのかを書いてみたらすごく長くなってしまったので
割愛しました、笑

今の会社の時よりは、前の会社の時の気持ちの方が、
今回のテーマに即している気がしましたので、そちらも少し書いてみます

前職(アパレルでした)のときも、夜は遅いし、ボーナス、残業代は出ないし、
お給料は少ないしでしたが、みんな一生懸命やっていたのは、
「お洋服を作るのが好き」「自分のデザインした(パターンを作った)ものが売れると嬉しい」
「街で、雑誌で、着ている人がみたい」という気持ちが何よりのモチベーションでした

会社では社員会をやったり、達成会をやったり、工夫をしていてくれていましたが、
その点は受け取り方によって人それぞれでした
ただでさえ忙しいのに面倒くさい、がんばった割に達成会の内容がイマイチ・・・などなど、
逆に普段の鬱憤がでてしまうこともありました
それよりは自分の仕事を見ていてくれて、良かったことを評価してくれる人が
いることがすごく大事だと感じました
悪いことをすると怒る人はいっぱいいますが、いいことをしてほめてくれる人はなかなかいません
教えてほしいことをきちんと教えてくれる人もなかなかいません
「いま忙しいから」とパソコンを見ながら言われるとがっかりします
前の会社では面倒を見てくれた先輩や上司がいたから頑張れたと思います
自分を評価してくれた上司は、講習会に参加させるなどを会社に掛け合ってくれましたし、
いろいろ教えてくれた先輩は日中時間が取れず、あしらうのが嫌だから、と
交換日記をつけてくれたりしました
言葉にすると子供っぽい気がしますが、きっと誰しもが自分を見てもらいたい、
という欲求を持っているはずなので、周りの環境は大事です

経営者の方って本当に大変なのですね・・・
気になるので、またその後教えてください!!

お役に立てたかどうかわかりませんが> <
お声掛けくださってありがとうございました

2011年01月25日(火)更新

【学生・社会人との毎週一問百答】第226弾は「定点観測」について

〈質問〉----------------------------------------------------

 経営者として、「定点観測」していることはありますか?

       (経営者会報ブログ事務局 田中学)

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田中学さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
いつもご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。

経営においても人生においても同じ位置に戻る→原点に戻るという言い方をする
経営者においては定点観測を無意識にしているものであります。
言い換えれば経営者だけでなく誰もが無意識にしていることであると
思います。

振り返る必要のある定点が多いのが経営者と言えるでしょう。

その中でも重要な経営の柱にある定点が皆さんはおありかと思います。


定点観測することにより将来の向かう方向性や大きな岐路を決める際の決断力に
左右するこさえあります。

足下の見えない状況で身の丈以上のことをする際にはいかなる場合も
その位置で見つめることが大切です。

何のために誰のために、どうしたいのか?どこへいきたいのか?
どうすることが重要なのかの判断をしないといけません。


この365日毎日書き続けているブログはまさに私の定点観測に他なりません。
またこの一問百答も定点観測をする上で私には不可欠なものとなっております。

自分の変化と向き合い、社会情勢と経済を探知しながら、家族や仲間の交流に
感謝する意味をブログの中で行っております。


そこから生まれる大きなご縁。 これこそが財産であり喜びなのです。






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2010年12月28日(火)更新

【学生・社会人との毎週一問百答】第225弾は「経営者とその家族」について

〈質問〉----------------------------------------------------

 個人店から企業へと移行中です。
 いままでは家族の意見を尊重してきましたが、
 企業にするにあたっては家族の意見をどこまで尊重すべきでしょうか。

       ((株)グランディール 美容室Ange・1000円カット髪屋
        代表 八重樫 敏雄さん)

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八重樫 敏雄さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ご質問ありがとうございます。
私も2006年に個人店から法人なりしております。
一緒になって考えていきたいと思います。


ご家族の中でどのようなご意見が出ているのか計りしれますが、
私の体験からいくつかご紹介させていただきます。

まずは、他店と一番相違している部分が、先代の父親が完全に院政に入り
経営に関しては任せていただいた点は良くも悪くも大事な部分であったと
思います。

先代が私に託してくれた分を社名(京都工芸)だけでもこの世に残すことにより
ご恩返しをしようと思い、法人化しても引継ぎました。


最初に取りかかったのは税理士の変更でした。

お金の面で整理を付けることとシステムを変えることにより
経理面を見える化することに努めました。

会社と個人店の大きな違いはお金の流れをしっかりと正す覚悟が必要です。
最初がしっかりとしていれば、大きな混乱は無いと思います。

綺麗な印鑑を作成し、司法書士の先生を介して法人なりする際は
身を引き締めて、黒のスーツに金箔のネクタイで社での朝礼をしたことを
思い出します。

会社になったということで、経営スタンスを一気に変えようとするのは
少し問題があるので気をつけた方がいいかと思います。

従業員やご家族やお客様は経営者がモチベーションを高めるほど、意識は
高くないのでじっくりと身の丈の経営に沿っていくのが、いいかと感じます。
私も理念の作成や看板の作成など勢い付いてしまった点は反省しております。

みんなの会社である意識を共有していくことが大事だと今は思ってますが、
当時は自身で抱え込もうとする傾向がありました。


家族の意見で一番、問題になったのは、役員と社員の給与と就業規則の決定です。

後は社会保険などの問題など。


家族というより社員とも相談して一つずつクリアにしていった感じです。

基本的に家族の意見も社員の意見も尊重する姿勢で自身が決定していきました。
社会貢献の目線であるものは家族の意見も大いに取り入れますが目先の経営を
見ての判断での意見は、自身の思いを語ったように思います。
不安であるがために家族だからこそ言ってもらえる意見だと一旦、飲み込んだ
上で反論がある場合は発言するようにするといいかと思います。

長年ののれんを守ってこられ、法人なりにするには風習を生かす部分と断ち切る作業が入ってきます。

それは自身の法人なりする際の経営者としての最初のリーダーシップのあり方を意味していると思います。

私は自分の誕生日を設立日にしました。

家計の資産は全部資本にして、お布施の気持ちで挑みました。
出すことにより今は入ることの喜びを得ています。



八重樫さんの今後の益々のご繁栄をお祈りしております。






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2010年12月21日(火)更新

【学生・社会人との毎週一問百答】第224弾は「資金繰りに困ったら」について

〈質問〉----------------------------------------------------

 黒字倒産もあり得るいま、資金繰りに困ったらどうしますか?

       (明治大学商学部 松崎 進さん)

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松崎 進さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。

祖父さまがご商売をされていたということで、お聞きになったことが
多いかと思いますが、経営者には絶えず、カネとヒトが永遠のテーマだということです。

私も大きく資金繰りに苦労した時があります。

おカネに対してひとつ私の中で決めていることがあります。
松崎さんが起業をされると考えておられるなら、身内からカネを借りないことです。
そして、親友や仲間から借りないことです。

資金繰りに困っても一切、身内を巻き込まないことです。

私の周りで相談を受ける中でいつも感じており、自分ではしないように
しようと心がけていることです。

身内を巻き込んでもお客様も喜んでくれません。


苦しい時ほど大海原に出る自信と覚悟をもってほしいと思います。

ただ、ベタな波で出航しても、大きな嵐が起きても、誠実な経営を示していれば応援してくれる船員は増えます。
それは借りるという行為でなく投資となっている船員となります。

そこで、舵を斬る際に間違ってはいけないことはその船がどれくらいの大きさかってことです。

身の丈以上の経営をしてしまうといけないということです。

一緒に沈没してしまっては、何をしているか分かりません。
黒字倒産はそんなものです。 
身の丈を如何に知り得るかは、自分の舵をきる経営手腕によります。


鳥の眼で虫の眼でそして自分の目線で商売を見て欲しいと思います。

私も大きなチャンスや失態があったときに、いつも身の丈の判断をするよう
心がけております。


何のために働いているのか? 

そこが大切だと思います。



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