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(株)京都工芸【タオルはまかせたろ.com】 タオルソムリエ寺田 元 が毎日綴るブログ
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2018年11月19日(月)更新
威圧と行儀
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ある鮨屋に入ると張り付いた空気の鮨屋であるかどうかは最初の大将の目が合った際に感じる。
勿論お客様に威圧を与えると言う意味ではない。
すべては客商売。醸し出す視線の意味はこちらをどうおもてなしするかのヒョウの目付きと言えよう。包丁を目の前で切る職人はどの世界でも真剣勝負。
またあえてそれを出さず迎え入れる大将もいる。
カウンターで揃う商材しかり器や装飾も含めそれぞれのオリジナルはあるものの素人の私が良し悪しをわかるまでは行かずであっても手渡されるおしぼりからそのお店のこだわりは100パーセント分かるようになっているのは多少ならぬ自らの経験とそこにアンテナを張る私の感度からであろう。
真剣勝負が始まる場所に出会うとこちらも全てをさらけ出しそのお手前を有難く頂く姿勢がマナーであろう。
小倉にある小山さんと言うお鮨屋さんは発酵という古来の鮨の伝統を当たり前のように仕込み語り提供する場所である。
見上げるも無く淡々と目の前の肴や野菜、果物に至るまで旬の72季に合わせた食材を手当てしていると言い方が正しいであろうか。
失礼なマナーがあればしっかりと私を受け入れ叱ってくださる。怒るのではなく教えるという姿勢が伝わるまでおつまみをつまむ私の姿を食材と向き合いながらもカウンターの鮨板の奥の私を観察してくださっているからであろう。
気心が知れると肴たちが大将の手のひらで踊り出す。
そんな感じだ。
出汁をとることなく食材を活かす塩と水により旨みをだす。
大将は当たり前のこととさりげなく言う。
難しいことを吹き込むように感じながら食べられても旨くないであろう。
こちらの客を見ているから会話も選ぶ。
これを本来の対話と言う。
面白い。向き合うその手と手の間に鮨が、舞う。そんな感じだ。
テンポと息が合い出すと身体が欲という塊ではなく欲するという渇きになっているかのように沁み渡る。旨みを感じることの喜びを感じながら…。
吉野杉の割り箸で摘んでいたが繊細な食材を活かすために途中で馴染みなれたマイ箸に私は変えた。
私の使用する竹虎の箸のことは存じておられたようでそれではと希少なここならではの箸を見せてくださった。
食材は撮影叶わぬ中、この箸の撮影とおしぼりは許可を頂いた。
教わる1つに箸1膳で米をつまむのは20gと言う。その重さの箸が1番下の箸(20g)に当たるそうだ。
この箸を作る職人も少なくなったと聞いた。
鮨の世界にたまたま入ったと言う大将…。
素性まで聞ける身分でも間柄でもない一期一会であるから分からないがそれは選ばれた伝道師と言えるであろう。
鮨を通して文化を伝えたい。
そういう意気を感じた出会いであった。
ご馳走様でした。
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2018年11月17日(土)更新
丸いたい焼きミックス
妻とランチを終えて京都をぶらぶら探索を始めようと仏光寺通りを東へ下る途中、
普段は目にしない路地裏の看板が目に付いた。
丸いたい焼き始めました。
そう書いてあるだけでその奥は昔ながらの長屋が続いていてお店の存在すら
通り道からは見えない。
少し勇気を持って路地に足を延ばしてみると遠くかすかに
看板が確認できた。
興味半分に新店舗オープンのお祝いもこめて寄ってみる。
オーナーにアルバイトらしく女の子がレジ前に控えていて
店内のカウンターには観光客の外人さんが楽しいそうにコーヒーを飲んでいた。
おめでとうございます! 表の看板を見てお祝いに来たよっと
挨拶しながら1個だけど申し訳なくオーダーして持ち帰りを選んだ。
もちもちした皮にあんことカスタードのミックス。
(200円)
妻と半分ずつと分け合って食べるとこれまた自家製のカスタードクリームが絶妙に
食後のデザートしてマッチした。
そっか、場所じゃないな。これは口コミで入りいつの間にかこの長屋の前に行列ができるんだろうなっと
思えたおいしさでした。
まだ出来たてのお店であったので店名すら控えてないしネット検索してもで出てきません・・・。
次回前を通ったら店名情報を記載したいと思います。
ご馳走様でした。
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2018年10月17日(水)更新
おみやげ
17日から今治タオル産地へタオル工場へのお礼参りとタオルソムリエ研修も兼ねて
訪問しております。
毎回お土産を選ぶのですが秋の銘菓に今回はしました。
通常の箱菓子で入れるとこんな感じになります。
しかし今回はオリジナル作品にしていただくために籠詰めにしていただきました。
秋ののし紙に短冊を付けて手書きのお礼状を添えました。
普段の感謝の気持ちは菓子折りでは足りませんがご挨拶を兼ねてご訪問させていただけるのは
ありがたいことです。
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2018年10月15日(月)更新
50歳からの酒の飲み方
50歳の手前ごろからだろうか・・・。
誰かと飲みに行くということも増えたがたまに一人で夜の街を徘徊することも
増えてきたような気がする。。。、
出張が増え出会いが増え紹介していただくお店も増えた。
それに伴い料理人や酒蔵の人や仕込みをする方々や農家、酪農家さんとも
親しくさせていただくようになった。
すべてはタオルを通じてではないがタオルに興味があるからこそ
お店にお伺いさせていただく機会も自ずと増えていることは間違いない。
そんな経験を積むことで50歳を越えると一人で歴史のある暖簾をくぐることも
高級料亭や寿司屋さんや小料理屋さんのお店まで躊躇なく伺えるようになった。
一人で飲む酒をたしなむことで演歌の世界がやっとわかるようになった気がする。
熊本地震の復興支援に伺った際の馬刺し料理のお店で隣同士になった
サラリーマンさんと熊本で意気投合しその方に京都で立ち寄る店を紹介いただいた。
あれから数年・・・。たまたま思い出したかのように吸い込まれるかのように
訪れた京都のそのお店。
鴨料理に京都伏見を中心とする地酒をあわしてご提供されるカウンター7席のお店である。
もちろん伏見の北川酒造の元杜氏さんと普段からよくしていただいているよしみで
その蔵元の酒からいただく。
3作目をいただいていると自ずとおしぼりと日本酒だけを撮影している私に
隣人や店主が気にならないわけがない、
自然と会話が始まり自己紹介になる。
となりびとから話を伺うと京都初出張の群馬出身で東京から来られた三菱鉛筆社の
サラリーマン。
どこのボールペンをご使用ですかと聞かれたので迷わず
私はジェットストリームを使用していると答えるとそれは弊社の商品ですと
写真のボールペンをくださった。
そう、今では社名ブランドではなく商品をブランドする時代になっており
私は三菱鉛筆社ブランドとは知らず10年以上この商品を愛用しているのである。
一度も裏切ることなくこのボールペンを使用し替え芯を買い続けているのは
社中でも有名な話である。
まさかこのタイミングでこのように話が咲くとは思わず酒も進んでしまう。
店主も混じり1日1組み限定の40分ほど調理時間のかかる燻製のフルコースを出してくださった。
もちろん酒が進み、仕事のコラボも生まれる。
仕事のコラボを覚えている段階ではないほど飲むから自然と人の繋がりが
先になる。
これでいいのだ。これが楽しいのである。
それもこれも一人飲みをする楽しさを知ったからである。
一人だかこそ隣の人や一緒に飲んでいる方とそして店主と深くなれる。
やはり人と触れ合うのが楽しい。
知識や経験が増えたことは私はありがたいが全く最初から徒党を組まずに一人で行動することが
好きな方もおられるしこれはこれで羨ましい。
しかし50歳になった私は今が楽しいと思えるようになっていると
自分に日々感謝しています。
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2018年10月12日(金)更新
鹿児島から愛情味噌が息子に届く
鹿児島でココレカという出産祝いに特化したタオル屋さんの
ふるかわさんより手作り味噌が届きました。
彼女はそらのまち保育園もオープンさせて子供と同じ目線で
楽しく生きる大人を共育している素晴らしい経営者です。
届いたパッケージは素朴ながらどこか温かいと思えるものでした。
無地の紙袋なのに熨斗紙を創造させる赤紐が腸著結びされた下に短冊で
店舗名がさりげなく入っています。
そしてメッセージカードにもスタッフの笑顔の写真と息子への愛あふれるメッセージが
手書きで寄せ書きされてました。
さりげない取り組みなんだけど綺麗に整ったパンフより中身をすべて読みたいっと
思わせる工夫がいっぱいいっぱい詰まってました。
まさにこのようにこの商品を知ってもらいたいって自然と他人に伝えたくなる
ギフトの贈り方をされています。
ものがあふれる時代で同じものをもう一度買うこともなくネットサーフィンでたまたま
買ってはまた違う商品を探すというのも買い物の楽しみのひとつではあるけれど
同じお店でわくわくさせてもらいながら開ける楽しみを待つ方が私は断然好きですね。
そんなおもいにさせてくれる温かい手作りのお味噌。
普段は写真を掲載したがらない息子ですが愛ある商品に触れることで直接御礼を
言おうとしてくれました。
伝わるんだと思いますね。 本当に心こもった商品は。
色々と本当に学びをいただきます。
感謝です。 ありがとう。
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