（株）京都工芸

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

タオルはプリントを刷る前にタオルの前加工と後加工という重要な
工程があります。

タオル生地をマングルという機械に通し薬品に付けます。
予熱シリンダー装置を通し８０％ほど乾燥させてそのままテンターを掛けながら一旦乾燥させるまでの
処理が前加工です。

プリントが完成しから再度
後処理工程として蒸し加工から始まります。
この蒸すという工程が大変重要で一定に保つまでが難しいのです。
蒸して洗いをかけて脱水し乾燥機までが一連の流れです。

今回新設をされる工場でまだ、動いていない乾燥機に顔をつっこんで
覗いてきました。





どの工程でも不具合が出来てしまうと完成品になりかねます。
複雑な工程の多いタオルは色々な機械と職人の技術によって誕生しているのです。



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こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。


タオル産地今治。そこで一部実験的に綿花が栽培されています。
春に訪れたときはまだ、ひざ丈くらいの成長でしたが
本日は高いもので1m50cmほどにまで成長しておりました。

白から黄色い花が咲くのはわずか2日～3日。
ほとんど花はしぼんでしまっており、


50日から60日かけて実が膨らんだ状態でたわわになっておりました。


その朔（さく）内からはじけだしていくつかの綿の繊維となるコットンボールが
できておりました。


となりの畑には同じ愛媛県の名産物であるみかん畑で実がおいしそうになっておりました。
収穫時期はこれから本格化されていくので一緒の時期になりますね。



コットンは地元の野菜などを染めて色付けされて地産地消のタオルマフラーとして
織り上げられ販売されていきます。




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こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

朝から普賢岳、雲仙の硫黄の匂いも
煙に巻く霧に覆われた山道を超えるとそこは秘境の街であった。

牛肉サミットにも来て頂き現在
花房和牛肉として畜産家　綾部さんを訪ねた。


笑顔が絶えず畜産家の資質を備えた優しさが体中から湧き上がった方である。

天気が良ければイルカウォッチングをして自前の経産牛を青空の下バーベキューで堪能
できるプランで旅人や地元人に愛される。


80頭を越える経産牛をいかにして
商売にしていくかを模索中の綾部さん。


しかし夢が地域の中で見えつつあり
そこに突進していっているから輝いておられる。

次回は必ずもう一度来ますと約束してお別れしました。

長崎にも仲間ができたことに深く感謝です。






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こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

京都伏見は銘酒の蔵が並ぶ。

新古が入り混じる街角道を抜けると
ご縁をいただいた北川本家の酒造メーカーの富扇の屋号が迎えてくれた。


仕込みは終わっている季節であるが
麹の香りが工場内に入り込むと包んでくれる。


元杜氏でこの会社の歴史を語れる
松味さんに工場を案内いただいた。


日本酒作りは複雑である。
いや、今日までそこまで複雑で
丹念に仕上げ生きた酒がどのように生まれるかなど恥ずかしながら知らなかった。
いや、丁寧に説明をお聞きしても頭で理解がすぐに出来るものではない。
驚くことはそれが日本の近代文明が
繁栄する以前にご先祖様は日本酒つくりの基礎を習得していたことにある。


機械化が進みオートメーション化されようとも酒の味は一筋縄ではいかない。


だから奥深いのだがそれを志す職人が生まれないのもなんとなく理解できる難しい仕事である。


利き酒は日光酒と生酒で行われ
30分日光に放置した酒の日光臭を持ってしまった酒とそうでない酒は比較にならない味と香りになる。

松味さんは言う。
いくらいい酒を作っても届けるまでが酒つくりなのだと。
大切に杜氏や職人が作っても販売側で味が変われば美味い酒とは言われない。

もちろんタオルを販売する私にも精通する。
届ける先の笑顔があってこそ初めて喜ばれるのである。


深い酒つくりの向こうに気持ち良く酔える美味しいお酒はこのように生まれていくのだと現場をみて改めて感じた次第です。

ありがとうございました。

清酒「富翁」醸造元 北川本家





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こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。


タオルは三次元の織物で経糸と緯糸とパイル糸の組織によって
織り上げられます。
この独特の筬打ちを テリーモーションといいタオル地が風合いよく
吸水性の高いものに仕上がるのです。

その製造法によりタオルの弱い部分が実はあります。



写真左は通常のタオルハンカチですが、右側は不良品として戻ってきた組織が伸びて
破れたタオルです。

これはタオルの緯糸の組織の方を引っ張るとこのように
破れてしまいます。

特にメロウ縫製と呼ばれる簡易的な縫製をされた商品はその部位が引っかかることによって
伸びてしまうことが多くあります。



商品によっては異なりますが安価な商品ほど短綿を使用していたり
粗悪な織り上げが原因で起こりえます。

ただし、どのようなタオルでも緯糸の組織側を力いっぱい引っ張るとこのように
なってしまいますのでご注意ください。

またこの緯糸方向でなく経糸方向に引っ張っても避けることはほとんどありません。

タオルの織り上げる組織を理解していただくのは難しいことではありますが、
むやみに加力をかけずにご利用いただけますようよろしくお願いいたします。








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