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2016年06月23日(木)更新

中国青島タオル工場見学 百源社

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

中国青島より高密へ移動しタオル工場を見学させていただいてきました。
まずは最初に訪問したのが百源社。


経理の張さん(写真左)と李さん(右)にご案内いただきました。


広大な敷地の中にタオルを作成する紡績以外の工程を一環生産で行っておられます。


シャトル織機は600台。
織機の間隔は人が一人通れる幅でビームの積み替えなども人力で行っておられます。


空調管理はなく湿度を保つために床に水がまいてあります。


お世辞にも作業環境がいいとは言えませんが若い職人さんが笑顔でもくもくと
仕事をこなしておられます。



主に日本製の温泉宿のタオルや粗品・記念品タオルの平地用のプリント生地などを
専門に製織されてます。




糸の糊付けの工程は蒸し風呂のような暑さでした。
本日高蜜地域は気温35度でしたのでここは以上に暑かったです。


クレールでの環境も風綿が舞う環境で職人はマスクをつけての作業となります。


設備自体も古く清掃の概念はなさそうです。


プリント加工場には山のタオルがあります。


人海戦術ですが手際よくタオルを設置してプリント代に流していきます。
中柄プリントは8色までプリント対応可能です。
1時間で約500枚フェイスタオルをプリントしていきます。


平地プリントもほぼ手作業。
こちらも1時間で500枚は仕上げていきますので相当な仕事量でプリントされています。


乾かすのは同じ室内で自然乾燥が主流です。
竹の棒にかけて干しておられました。



縫製・袋入れ・検品の作業場も広いですね。


タオルに埋もれるように大量の加工をこなしておられる姿は圧巻です。


にーはお、日本が来ました。一緒に写真を撮ってくださいと
いうと微笑んで皆さん応じてくださいました。
ありがとうございます。


精錬漂白の作業員はほとんど男性で力仕事で暑いです。


汚水施設も見せていただきました。


日本向けの価格の安価なタオルはこのような工場でないと日本のタオル産地での工場では
ロットも含め価格を調整することは困難です。

安いタオルを求める日本国内での需要がある限り、ここでのタオル作りはまだまだ発展しそうですが
価格競争は逃れることはできません。

旧シャトル織機を順次れピア織機に今後変えていき効率をあげる取り組みをされるそうです。

親切にご案内いただきましたことを深く感謝申しあげます。




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2016年05月02日(月)更新

繊維ニュース社取材 川下から川上へのものづくり意識

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。


川下であるタオルの小売・卸販売店が川上であるタオル紡績社の糸を開発してオリジナルタオルを
作る動きが増えてきているとのことで取材に来られた。
今はそのような会社が多くなってきているそうだがそれは自然な流れと私は見ている。

今は小売りや卸などではなくすべてがメーカーになる時代なのだ。

日本の国内紡績社の紡績技術は高い。
弊社は10年前よりタオルというものづくりが一貫生産でないと知り
各現場に足を赴き様々な工場を見学させていただいてきた。
もちろん紡績工場へも訪問し様々な知識を得させていただいた。
しかし、分業であるがゆえに情報がお互いに与え合うだけで風通しがよくないことも
目の当たりにして現在のような情報公開の時代に少し遅れているという思いも一緒に
抱いたものである。

情報が行き届かないところに新たな技術開発も市場の活性化もない。
見せる部分はオープンにされる時代であり自社の得意とする部分は容易く真似される技術では無いと
私は思う。

しかしまだまだ閉鎖的な部分が多いのが日本国内での現状である。
それはタオル作り、もっといえば糸へん業界に言えるし、もっと大きく言えば日本企業の
体質そのものが閉鎖的であるようにとも言えるのだ。

だから絶えず私は横のつながりが必要なタオル業界に対しては
情報をオープンに公開していこうと
伝道師としての役割を担いながら覚悟をもって発信してきた。

そうすることで素晴らしい技術を眠らせることなく有効に活用いただき
新たなビジネスが生まれるきっかけになると信じて。


川上である各紡績社も本当は気づいておられたし実は早くから私と同じように
感じている企業は動いておられたとも言えると
私は見ている。
今になりついに行動に移されたように記者さんには見えるようであるが
そんなことはない。皆さんが水面下で動いておられたのが
これも情報公開によって見えてきただけである。

技術をエンドユーザーの声に一番近い川下の視点を取り組んだ糸で
新たな紡績糸を開発しようとされているのは当然の流れではなかろうか。

このように書くと
一概に中間業者を飛び越すことへの懸念を言われるがそれは間違いである。

すべての現段階で既存している企業は役目があり価値がある。
すべてが底上げしていけるチャンスととらえるべきで足の引っ張り合いは
利益をもたらさない。

いっときの感情でものづくりをしていては世界からいや今まで培ってきた
企業の歴史も閉じることになりかねない。

今はそれぞれの川上から川下までの立場はあったとしても情報は平等であるべきである。

それに対して行動をおこすかおこさないかの違いが大きくかかわるだけだ。

タオルヤーンクラブに代表される同業種間の中での情報交換も始まり
違和感があった企業同士もベクトルさえ揃えば自社製品の開発へも意欲的になってきている。

いい流れがきている。

ますます情報公開の時代であると私は思う。

ひとつそこに必要な要素がある。
日本人らしい道徳観があることが条件ではある。
その道徳観のある人作りが私たちの次世代の若者に対する
社会的貢献意義として努める仕事であるのだ。

災害があった日本への情報が海外に報じられて日本の道徳観の素晴らしさを知る。
先祖代々継承されてきた素晴らしい道徳観のもとでビジネスは今後大きく発展していくのであろう。





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2016年04月21日(木)更新

東洋紡STC社訪問

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。


東洋一の大紡績にと名付けられ130年に及ぶ巨大紡績社として君臨する東洋紡社。
その子会社として開発・販売部門と新興産業社の繊維部門が統合して
設立されたのが東洋紡STC社である。

日頃お世話になっている高橋さん。

タオルの新たな開発にお力添えいただくことと弊社が販売するタオル通販での強みを
お互いに生かすことを目的に商談に入りました。

川上と川下を点から線で結ぶことでスピードが上がるのは今は普通になってきています。
モノヅクリは今のユーザーの視点に如何にたどり着けるかがポイントです。

今回もよき出会いがありました。

ありがとうございます。

弊社が潤うのではなく業界の繁栄を願い活動していくことに意味があると
思っています。
微力ですがそこに向かって進んでいければと思います。





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2016年03月03日(木)更新

紡績社から届くメッセージ

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

タオル・ヤーン・クラブを立ち上げ紡績社とのつながりも深くなり
ますます糸に対しての意識が強くなっていきます。


今回はニットーボー新潟(株)社よりミスティカラーのカラーコーンが届きました。
後染めで表現できないカラー提案という打ち出し方で独自のオリジナルカラー糸を作成できるという
コンセプトで紡績技術を展開されてます。

また一緒にピアソフトZEROの二層構造紡績糸で織り上げたタオルが一枚入っておりました。
なぜこの糸なのかの特徴を知りながら販売していくことも今後は奥深くお客様に提案できるなっと
思った次第です。

川上の会社まで一貫しておつきあいいただけることでよりよいタオルのご案内ができるよう
学び努めていき、日本工場各社の素晴らしさをアピールしていきたいと思います。

それがどこでエンドユーザーがお求めになられようが私の知識がお役立ていただけるのなら
本望だと考えております。

すべてが三方良しである取り組みこそ私の使命です。



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2016年02月15日(月)更新

泉州タオル工場訪問記

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

住宅の敷地に工場を設け家族運営でタオル屋を行うメーカーも多い大阪泉南地区に
ある日本タオル発祥の地である泉州タオル。

駐車場に車を停めると織機音が聞こえてくる。
ピンポンもノックも届くはずが無く製織現場へ入り込む。


職人が満面の笑みでよー来たなという顔で迎え入れてくれる。
どこも後継者がおらず動かせるときに織機を動かし商いを営むタオルメーカーも
少なくない。
数台の織機も綿埃をかぶり長いこと作動していない状況も伺える・・・。
海外商品の為替の影響もあり国産回帰タオルの波が来ているとはいえ
深刻さはあまり変わらない現場が足を運ぶと見えてくる。

しかしモノづくりは真摯で挑戦の文字もタオルを通じて感じる。
本当にモノヅクリが好きでなければ大変な労力を生みタオルを作ることなど
出来ないはずであると職人と通じて分かる。



今日も新たな紹介いただいたタオルメーカーに足を入れる。
風綿を頭の先から顔中にいっぱいに付着しながらも
なりふり構わずタオルの作り方やよさを語る社長と対面していると
ワクワクする!

本物はここにあると!



今日も訪れた産地のタオルを帰りのパーキングエリアで停車しながら
整理する。
預かったサンプルを吟味して皆さんのお届けできるようにするのが私の仕事。

大切なタオルをしっかりと職人の気持ちもこめてお届けしたいと
思う。

今回もありがとう。





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