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2006年04月15日(土)更新

1000キロの旅 四国4日目

寒いっ!と思い目が覚めたのは6時だった。

雨の激しい広いハイウェイオアシスの駐車場にはなんと僕だけの車のみ・・・。
若かったら100Mダッシュの4,5本はしていただろう(笑)

霧煙る中、高知へ車を走らせていた。

ネット販売において先輩である竹虎さんにお目にかかりたいと思って・・・。

高知城の近くにあるひろめ市場で朝食をとった。

朝食

11時半ごろ須崎市のリアル店へ到着した。

扉の向こうは本当に竹一色の芸術作品の世界であった。

竹虎

「4代目社長様、おられますでしょうか?」っと店員さんに声をかけると目の前に山岸社長さんがおられた。

「普段はいないんやだ」っと言いながらお忙しい中、お時間をいただき、お話しを伺えた。 山岸さんは(株)創の村上氏とつながりを持つネットでは有名な方である。

初対面ながら気さくにお話しをいただき、サイト運営について教えていだだけた。

販売商品は違えど、お客様にどのように喜んでいただけるかということは同じなのでその姿勢を勉強させていただけた。

今日もここにいるのはサイト用の福袋の準備だと言いながらリアル店舗に陳列されている商品をあれもこれもと一杯集めておられた。

店内で幾品か購入後、深々と御礼を行って出ようとすると

「奥様に・・・。」っと山岸さんが炭石鹸をお土産にくださった。

感謝。



その後、四国を満喫した僕は淡路島を経由して家路に向かう。





今回は仕事と位置づけずに旅日記にしたのには理由がある。


広島時代からファンであったプロ野球阪神の金本選手の904試合フル出場世界記録の会見での一言からである。


「サラリーマンなら有給休暇くらい使ってほしい」

仕事、仕事の中にも自分をリフレッシュするストレスのためない生き方が大事だと学ばせて頂いたからである。



たくさんの方と巡り会えた1人旅であった。

旅先に入る仕事メールには頑張ってくれているみんなの強い返事が返ってきていた。

職人の魂とともに又、新たなビジネスチャンスを生かしていくことを自分に言い聞かせた。

2006年04月14日(金)更新

1000キロの旅 四国3日目

10時には四国タオル工業組合さんの事務所を訪れていた

こちらでタオル織機の説明を実際に機械を動かしていただき細かくお話しも伺える。

その他、タオルの歴史的な織機の展示とショッピングも可能である。

本場タオル産地の各工場の作品を見ながらいくつか購入していると、そこへ昨日のお世話になった専務が僕の車を見かけたからと入店してこられた。

「織り工場を紹介いたろか」っと一言。

僕は次の瞬間、専務のトラックを追ってハンドルを握っていた。


人生は出逢いである そう言いながら・・・。






今治のタオルと言えばジャガード織りというタオル織りが主である。

今治でしか出来ない技術がいっぱいある。

そこのタオルを愛する考え方の全く違う二人の職人のそれぞれの現場で紹介いただき、お話しを伺えた。


・頑として歴史を守り販売方法を変えない職人。

・時代に合わせてニーズを追った作品作りをする職人。



 どちらも熱い職人である。どちらもタオルを愛しておられる。

そして僕のポジションは?
っと問いかける。

二人の職人の熱意のこもった作品をエンドユーザーに如何に喜んでいただき情報発信をしていけるか!

しっかり肝に銘じた。


専務に食事でもと誘ったが次があるからと御礼も早々に分かれた

この方々にご恩返しが出来る販売が出来ることがと自然と誰もが思うことであろう


タオル美術館

次に向かったのはタオル美術館である。

こちらではタオルはもちろん色々なアミューズメント施設がある。

こちらでタオルとしての情報発信の仕方も学ばせて頂いた。

そしてもう1軒、飛び込みでどうしても訪問したい職人のところへ訪問したのは17時を回っていた。

当サイトを知っていただいており、社長の親父様と息子様と自然とお話しを伺えた。

こちらのタオルも特許商品であり、大変、ユニークであり順調に売上を伸ばしておられる。
当サイトでの掲載許可を頂けた。 又、こちらも報告させて頂く
 

どちらの職人さんも本当に閉鎖的でなくお話しいただけたことが何よりうれしかった。


陽も沈む頃にもう一度、初日に訪問した職人のところへ御礼をもう一度述べに伺った。 笑顔で迎えていただき、写真を一枚撮らせていただき、ご恩返しが出来ることを誓った。




石鎚SAのハイウェイオアシスにて温泉につかりながらそのままそこで車中泊した。

2006年04月13日(木)更新

1000キロの旅 四国2日目

6時起床。曇り。

 トイレで顔を洗うのも車中泊の旅行の僕には慣れたもの。

タオル職人に会う前に身体を清める為に道後温泉の朝風呂をもらいに車を走らせた。

松山インターチェンジから降りて6時40分には由緒ある道後温泉の門戸をくぐる

道後温泉

歴史を感じながら地元の方と裸のつきあいをさせていただく。

出勤前にひと風呂浴びていく方が多いようである。 羨ましい・・・。




9時に目指して国道317号線を走る。 桜は散りかけであるが、見事な景色に歓迎してくれているかのように写った。



自然の中を走ると日々の煩雑な業務と時間に追われた自分を待ったをかけてくれる絶好の機会である。 アドレナリンをいっぱい出して元気になる!


さあ、ここから旅の自分から本来の仕事の顔に切り替えて失礼のない自分に切り替える

 
これが大事である。

しかし、この時点では素晴らしい想像もしていないことが起こるとは思っていなかったのであるが・・・



職人の職場へ車を止めると否や初対面の社長自ら、「寺田さんだね?」っと出迎えに来て頂いた。

電話の向こうの優しいが芯のある声の方だ。

自然と堅い握手を交わして応接室へ通していただいた。


僕の父親ぐらいの職人さんである

苦労話をふんだんに交えながら特許取得中の画期的なタオルの説明を本当に親切丁寧に包み隠さず、教えてくださった。

僕もサイトへ掲載してエンドユーザーに喜んで頂けるよう必要以上に突っ込んだ質問にも嫌な顔ひとつせず、説明くださる。

そのタオルの種類は次回にゆっくりお話しするとして、裏表のない職人の姿にまずは、喜びと感動をしてしまった。

今治へ来てよかったっと!



専務が外回りから帰って来られて今治のタオル事情を聞かせていただいた。

昼食をご馳走になり早々に邪魔にならぬようと思っていたのだが気づくと夕方17時になっていた。 どれだけ熱心で人情味のある職人であるかがこのことでも分かって頂けると思う。



その晩は胸いっぱいに道の駅(湯ノ浦温泉)で車中泊する。

京都東の名神高速を乗ってから後悔したことをさらに後悔する夜となった。


郷里の手土産を持ち忘れたことを・・・

2006年04月12日(水)更新

1000キロの旅 四国1日目

曇り空・・・。短く髪をカットしてもらった瞬間、職人に会いたくなった。

先月、連絡をいただいたタオル職人さんだ。

ネットのご縁から知り合ったのだが「近々、御挨拶に伺います!」が社交辞令だが即行動が僕のモットーである。


人生は出逢いだ



仕事を皆に任せて愛車に布団を積み込み「今治に行ってくる」っと妻に告げるとあきれ顔。しかしいつも快く送り出してくれる妻に感謝している。



さて、どんなご縁があるのだろうか・・・。

京都東インターチェンジより高速に乗り込んだのは15時38分であった。

職人にこの時点で初めて寄せていただく電話を1本お入れさせていただいた。
快諾の返事だった。




龍野西SA 17時20分 雨も上がり順調に桜の景色を見ながら走る

吉備SA  18時09分 ビーフカレー520円を夕食

鴻ノ池SA 18時41分 本島最後の休憩を入れた

 瀬戸大橋を渡るころは日も暮れかけて漁船の灯りが美しい

 ライトアップされた広大な瀬戸大橋に絶叫する 「まいど!」(笑)

与島PA  素晴らしい集約エリアである。広く瀬戸内海を展望できる

 胸一杯に自然を吸い込んだ。 

料金所のおじさんに「いいところやね~」と一言!

「夕陽はさらに綺麗いんよ」っと早速、四国の方言の会話に心が豊になった。


豊浜SA  20時09分 本場の青さのりさぬきうどん450円を!うまいっ!

石鎚SA  20時49分 本日、ここで車中泊となる。 

2006年04月12日(水)更新

全郵便局を配達してます

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。

当店は父親の代から現在34年間、郵便局の粗品販売(窓口で貯金や保険加入でいただく品)を中心に営業をしてきました。

父親から13年前に引き継いだ後も郵便局の売上が90%でした。

昨今、郵政民営化という大改革が進んでおりますが、地域に根付く郵便局を13年間、見てきました。

様々な流儀にて特色のある郵便局作りをしてこられた各局の郵便局長様とは本当に親しくさせていただいております。

滋賀には217局の特定郵便局便局があります。

全て写真に納めてあります。全局配達に行くのですから!

その中で学んだものは何か?

それは大変、大きな価値あるものでした。



ご存じのように滋賀には真ん中に大きな琵琶湖があり、その周囲に街があります。

特定郵便局を全217局を6日かけて配達することがあります。

当店は発送せずに配達することをモットーに商売をしてきました。

これが郵便局様のニーズに合ったサービスであったのです!

もう少し詳しく書かせていただきます。

特定郵便局を各地位ごとにまとめる「部会」 という形で地域ごとに存在します。さらにその部会を連絡会という形でおおまかに滋賀県では3連絡会があります。

この部会の部会長のニーズ・連絡会長のニーズに当店のサービスがピタッとはまっていたんですね。

今までは粗品の購入は部会長が各局分を仕入れて各局へ配分する仕組みをされていました。業務の一環として各隣局へ配達に行っておられたのです。

しかし、業務の複雑化・局員の減少という中で忙しい中、手間のかかる煩わしいことでありました。

そこで当店が各局を代行配達することによりその答えを導き出したのです。

配分して配送する業者は多々あったものの、梱包単位での受注しか受けない業者がほとんどでありました。

それは業者が発送する手間の問題があったのです。

当店は梱包単位での発注ではなく局の予算に合わせて発注いただくシステムにしていました。地元であるから可能なやり方です。

極端にいえば、1局に1個配達することもあります。

顧客サービスに合わせた配達をすることにより郵便局長様にも喜んでいただけました。

又、各局長様、全てを知ることが出来て自局の予算の注文もいただくことが当店は出来ました。

さらに局員様個人のギフトニーズにもつながりが出来ました。

滋賀県で京都工芸を知らない郵便局はひとつも無くなりました。

【配達大好き!京都工芸】とキャッチフレーズにしていました。

おかげで滋賀県の道は誰より詳しくなりました。(笑)

おかげで滋賀県に詳しくなり産地の名産を知り四季折々の名所も知ることが出来ました。

おかげで滋賀県の郵便局様の活動をこよなく知ることが出来ました。

おかげで滋賀県を愛することが出来てご恩返しが出来ればと思うようになりました。



郵政民営化となり予算配分が減少してきたので配達に伺う機会もめっきり減ってしまいました。

これから変化していく郵便局を何らかの形でバックアップ出来ればと思っています。



顧客にあったサービスは何であるのか?

いつも考えながら過ごすことができるようになったことを深く感謝しています。
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