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(株)京都工芸【タオルはまかせたろ.com】 タオルソムリエ寺田 元 が毎日綴るブログ
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2019年05月19日(日)更新
純洋酒喫茶 ・碧空
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
「台湾料理でも食べに行きましょう」と地元経営者にお誘いを受けて
今治駅界隈を育った幼稚園などを通り過ぎ道すがらの歴史を伺っていると
突如現れたゲート。
その奥に灯りが見えているが昭和の香りがここから感じずにはいられない。
純洋酒喫茶 ・碧空とあるが飲茶・台湾料理の老舗だということで中に入らせていただいた。
今は2度と作れないであろう桜の木作りの重厚な椅子に座りながらまずは料理の前に
手渡されるおしぼりを写真に収める。
目の前にはサントリーの歴史を感じさせるトレー(皿)缶のレプリカが並び
台湾の街並みが写真で紹介されている。
「ここのお店ののれんは何年になるんですか?」
と訪ねた一言をきっかけにこちらから話を進めることもないままに蝶ネクタイのマスターが奥さんと
掛け合い漫才のようにこのお店の歴史を語り出してくださった。
ここは以前は赤線地帯であって来年で70周年になりますということ。
かつて亡くなった創業者である父の遺志を引き継ぎやりだしたこと。
当時からメニューの価格はほとんど変わってないこと。
先代はは台湾出身の方で、蒋介石の下で働いていたという人物でハイボールをこの地で始めた方であるということ
などなど歴史の深さに驚きながら箸を進めていくことになる。
ダッチコーヒーの器具の目の前に座りながら喫茶の雰囲気も残すがマスター曰くはBARであり
本格台湾料理屋である。
仕込む餃子は舌を乱さぬように丹念に仕込みその他料理も自身で作り上げるというこだわり。
餃子に春巻きに腸詰めのソーセージにトロトロの老肉(ロバ)までどれを食べても美味しい。
そしてフィンガーで注ぐストレートウイスキーはグラスなみなみで昔からこのスタイルだというから
粋なものだ。
写真撮影は人物以外は大丈夫ということであったがマスターとママを遠目に撮影許可をいただいた。
本当に気さくな人柄で初めてきた私にも優しい。
ここのお店がどんなところだったのかをネットで調べようとして検索して出会う記事は
みなさん昭和の良きお店を回っているファンが多い。
そういう私もこの年になってきて
足を踏み入れる全国のお店は戦前戦後の老舗として残っているお店へ行くことが増えている。
そこに感じるノスタルジーとその場所の意味深い存在に酔いしれたい自分がいるのだと
改めて思う。
サントリー社の重厚な扉に又来ることを近いお店を後にした。
永くお付き合いできますように・・・。 ごちそうさまでした。
「台湾料理でも食べに行きましょう」と地元経営者にお誘いを受けて
今治駅界隈を育った幼稚園などを通り過ぎ道すがらの歴史を伺っていると
突如現れたゲート。
その奥に灯りが見えているが昭和の香りがここから感じずにはいられない。
純洋酒喫茶 ・碧空とあるが飲茶・台湾料理の老舗だということで中に入らせていただいた。
今は2度と作れないであろう桜の木作りの重厚な椅子に座りながらまずは料理の前に
手渡されるおしぼりを写真に収める。
目の前にはサントリーの歴史を感じさせるトレー(皿)缶のレプリカが並び
台湾の街並みが写真で紹介されている。
「ここのお店ののれんは何年になるんですか?」
と訪ねた一言をきっかけにこちらから話を進めることもないままに蝶ネクタイのマスターが奥さんと
掛け合い漫才のようにこのお店の歴史を語り出してくださった。
ここは以前は赤線地帯であって来年で70周年になりますということ。
かつて亡くなった創業者である父の遺志を引き継ぎやりだしたこと。
当時からメニューの価格はほとんど変わってないこと。
先代はは台湾出身の方で、蒋介石の下で働いていたという人物でハイボールをこの地で始めた方であるということ
などなど歴史の深さに驚きながら箸を進めていくことになる。
ダッチコーヒーの器具の目の前に座りながら喫茶の雰囲気も残すがマスター曰くはBARであり
本格台湾料理屋である。
仕込む餃子は舌を乱さぬように丹念に仕込みその他料理も自身で作り上げるというこだわり。
餃子に春巻きに腸詰めのソーセージにトロトロの老肉(ロバ)までどれを食べても美味しい。
そしてフィンガーで注ぐストレートウイスキーはグラスなみなみで昔からこのスタイルだというから
粋なものだ。
写真撮影は人物以外は大丈夫ということであったがマスターとママを遠目に撮影許可をいただいた。
本当に気さくな人柄で初めてきた私にも優しい。
ここのお店がどんなところだったのかをネットで調べようとして検索して出会う記事は
みなさん昭和の良きお店を回っているファンが多い。
そういう私もこの年になってきて
足を踏み入れる全国のお店は戦前戦後の老舗として残っているお店へ行くことが増えている。
そこに感じるノスタルジーとその場所の意味深い存在に酔いしれたい自分がいるのだと
改めて思う。
サントリー社の重厚な扉に又来ることを近いお店を後にした。
永くお付き合いできますように・・・。 ごちそうさまでした。
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