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(株)京都工芸【タオルはまかせたろ.com】 タオルソムリエ寺田 元 が毎日綴るブログ
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2018年12月29日(土)更新
今を生きるための密教
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
今を生きるための密教( 本田 不二雄 (著), 武藤 郁子 (著) )
を読む
僭越ながら(誰に僭越なのか?笑)私の生まれ年となるさる年(申年)の守護本尊であられますのは大日如来様です。
如来さまは完全な悟りの境地に達せられた者であり中でも密教で頂上に君臨し、
全てを統括されたのが大日如来様です。
仏の集合体である大日如来様のもたらす密教の姿とは?!
これがこの本の根底にある筆者が描きたかった空海の唯一無二の世界感の
すごさというか日本にこの方がいたということを知ってほしいという現れなのではないかと
思います。
筆者の一人である武藤郁子さんとは以前に滋賀の寺院へお越しになった際に
一緒に仏像を観覧させていただいたことがあります。 当時の様子はこちら
彼女は寺院の像を見る時の目線は造形の深さや趣もさることながら
その歴史となぜゆえにこの形でこの配置でこのような造形の中に
三位が寄り添うのかの意味合いさえもひも解きながら仏の誕生も深堀りしていかれます。
まるでその時代の人物にテレパシーで導かれていかれるように遡り
尊敬の念を越えたもっと知りたいという欲求が注がれた方のような躍動に
見舞われているのを傍にいて感じるのです。
ここまでにして像を眺める方には何かしら与えられた選べれた伝道師なんであろうと
手を合わせたくなるとともにおられなけばひも解けない歴史の真実を知るうえで欠かせない
方なんであろうと思っていました。
この著書を読んでそれは間違いなかったと思いましたね・・・。
よってその彼女と大兄が描くこの『密教』の世界は
私が各寺院で触れ合ってきた仏の世界とはまた違う角度で様々な
真実とロマンを教えてくれています。
ロマンと書くのはすべてが真実かどうかも含めて曖昧であり密であることゆえの
トキメキに感じてそう表現しました。彼女はその時空を今も楽しんでおられます!
遠い歴史の中に今がありそして語り続けられ像や絵画や書物が残り
手を合わせ、人は仏の姿を自分になぞらえて生きています。
世界の中で生きとし生きる全ての人に宿る教の聖地…。
密教という言葉そのものの本質を知るにはなんとも分かりやすい一冊になっておられると感じます。
とともにそれまでの歴史を知るために教わった教育、そして訪れた聖地の数により私は深く読み込めたのだと思います。
宗教の開祖、最澄と空海 。
晩年、対立したとされることから 両座主( 天台宗の半田孝淳(こうじゅん)・座主(ざす)(94)と高野山真言宗総本山・金剛峯寺の松長有慶(ゆうけい)・座主(82)による対談 )が長時間にわたり意見を交わすのは1200年の歴史の中で初めてとなるという記事を 2012年01月08日(日) にブログに書いています。
それから比叡山と高野山を幾度となく訪問。
まだまだその真相にまで至り寺院を見てこれたわけでもなく、その1つ1つを悟れるほどでは無いですが訪れたそれぞれの意味をかみしめることのできるのは行動の中で目で肌で感じたからだと今、思うのです。
彼女のように仏像の前で涙が流れるように密教を愛していきたいと思います。
今を生きるための密教( 本田 不二雄 (著), 武藤 郁子 (著) )
を読む
僭越ながら(誰に僭越なのか?笑)私の生まれ年となるさる年(申年)の守護本尊であられますのは大日如来様です。
如来さまは完全な悟りの境地に達せられた者であり中でも密教で頂上に君臨し、
全てを統括されたのが大日如来様です。
仏の集合体である大日如来様のもたらす密教の姿とは?!
これがこの本の根底にある筆者が描きたかった空海の唯一無二の世界感の
すごさというか日本にこの方がいたということを知ってほしいという現れなのではないかと
思います。
筆者の一人である武藤郁子さんとは以前に滋賀の寺院へお越しになった際に
一緒に仏像を観覧させていただいたことがあります。 当時の様子はこちら
彼女は寺院の像を見る時の目線は造形の深さや趣もさることながら
その歴史となぜゆえにこの形でこの配置でこのような造形の中に
三位が寄り添うのかの意味合いさえもひも解きながら仏の誕生も深堀りしていかれます。
まるでその時代の人物にテレパシーで導かれていかれるように遡り
尊敬の念を越えたもっと知りたいという欲求が注がれた方のような躍動に
見舞われているのを傍にいて感じるのです。
ここまでにして像を眺める方には何かしら与えられた選べれた伝道師なんであろうと
手を合わせたくなるとともにおられなけばひも解けない歴史の真実を知るうえで欠かせない
方なんであろうと思っていました。
この著書を読んでそれは間違いなかったと思いましたね・・・。
よってその彼女と大兄が描くこの『密教』の世界は
私が各寺院で触れ合ってきた仏の世界とはまた違う角度で様々な
真実とロマンを教えてくれています。
ロマンと書くのはすべてが真実かどうかも含めて曖昧であり密であることゆえの
トキメキに感じてそう表現しました。彼女はその時空を今も楽しんでおられます!
遠い歴史の中に今がありそして語り続けられ像や絵画や書物が残り
手を合わせ、人は仏の姿を自分になぞらえて生きています。
世界の中で生きとし生きる全ての人に宿る教の聖地…。
密教という言葉そのものの本質を知るにはなんとも分かりやすい一冊になっておられると感じます。
とともにそれまでの歴史を知るために教わった教育、そして訪れた聖地の数により私は深く読み込めたのだと思います。
宗教の開祖、最澄と空海 。
晩年、対立したとされることから 両座主( 天台宗の半田孝淳(こうじゅん)・座主(ざす)(94)と高野山真言宗総本山・金剛峯寺の松長有慶(ゆうけい)・座主(82)による対談 )が長時間にわたり意見を交わすのは1200年の歴史の中で初めてとなるという記事を 2012年01月08日(日) にブログに書いています。
それから比叡山と高野山を幾度となく訪問。
まだまだその真相にまで至り寺院を見てこれたわけでもなく、その1つ1つを悟れるほどでは無いですが訪れたそれぞれの意味をかみしめることのできるのは行動の中で目で肌で感じたからだと今、思うのです。
彼女のように仏像の前で涙が流れるように密教を愛していきたいと思います。
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