（株）京都工芸

＜質問＞－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　自社商品（製品）の値付けはどのような基準で行なって
　おられるのでしょうか
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(事務局　大西啓之)

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大西さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
いつもお世話になっております。
ご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。

自社製品の価格は最終的に経営者である私が決定していきます。
それは弊社の顔である商品つまりブランドを決めるのは大切なことだからです。

ブランドとなるその商品の価格は『経営者の覚悟』の表れです。

これぐらいでいいだろうとか、仕入れからの計算だとか、リスクを乗じるとか
そんな生やさしいものではありません。

お客様に満足のいくご提案こそ、商売の中でもっとも大切なことだと
思っています。

タオルは世の中にどこにでも売っています。
画像で見ていても伝わりにくいものです。

使っていただき初めてその体感をいただくワケですから。
その値付けは相当、時間を割きます。



話しはそれますが、お買い上げいただきましたお客様にウェブ上でアンケートを
お願いしております。


ありがたいことに邪魔くさいアンケートたるものにご返信をいただく方が
本当に多いのです。


私たちはアンケートにお答えいただきますお客様に何か御礼をしたいと
考えました。　当然のことですよね。


そしてご購入１ヶ月後にお手紙書くことにしました。

これは第一案です。


私の手書き文字に社員の姿と新商品の紹介を添えて送る内容を社員に指示しました。






しかしデザイン性もバランスも悪く納得がいかず
第２案を造り上げます。


デザインを重視するがあまりに和風テイストでいくのか、洋風にするのか
意図しているところがぼやけてきてしまいました。





完成したのがこの下の手紙。


悩んで悩んで検討した結果、大切なことを忘れてるところでした。

感謝の気持ちを伝えたいのに新作の紹介もへったくれもあらへん。

自分の言葉と自分の等身大を書き続けいているブログを閲覧いただき
さらにまかせたろはこんな人間たちがタオルを通して情報発信しているんだ！
っと感じてもらえれば何よりです。


売りたい売りたいは表に出ると価格競争の中に埋もれてしまいます。

価格は誠意と情熱を兼ね備えて覚悟で決める。


それが私のお客様が喜んでいただける値付けです。






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ヨタヨタやけどお気に入り！
そこまで使ってほしいタオルがあります
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