（株）京都工芸

＜質問＞－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　みなさまは、企業に勤めてから起業された方、学生を終えてそのまま
　起業という選択をなされた方、実家の家業を継いだ方など、さまざまな
　経緯を辿って、経営者になられたかと思います。

　そこで経営者となった経緯や、起業(あるいはあとを継いだ)理由について
　教えていただければと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　(慶應義塾大学商学部　飯塚涼さん)

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飯塚涼さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
いつもご質問ありがとうございます。
今回も一緒になって考えていきたいと思います。


年に何度かこのようなご質問をいただき、自分の棚卸しをさせていただいているような気持ちになります。　本当に感謝です。

今回のこと問いで、一番に起業をして今があることの最大の理由は「渇いていた」という
表現でしょうか・・・。

大好きな野球を辞め、トレーニングジムを辞め、酒も煙草ももちろん辞めて子供を保育園に入れて女房を働かす・・・。それでも苦しかったです。

自身をとことん抑制し、もがいた時期がありました。 守るべきものを優先しながら。

ハングリーな渇きがあった方はそのバネを力に還る要素を持っていると最近お出逢いする方に共通して感じます。
グローバルに考えると新興国などはまさに渇いているからこそ、成長があるのだと感じます。

餓えていても心さえ萎えなければ、人は強く前を向きます。

私の場合は前が向けたのは心友の力と縁者の力、そして家族の支えがありました。　飯塚さんの場合は塾長でしたっけね？

起業することはたやすいですが、続けることは難しいです。

初心の志が感謝で無ければ、足下をすくわれます。

サラリーマンをして親父の後を継ぎ、起業した経緯を持つ私ですが、いつも
心の支えは家族です。　親孝行も家族を守るのも自分が前を見つめて進むことにより成し得ることであると思っています。


もし飯塚さんが起業も考えておられるなら以前の一問百答の中の
「現役経営者の視点でみる起業」について
を参考にしてください。

家業を継ぐことへの心の持ち方は以前の一問百答の中の
「子供に商売を継がせるか」 を参考にしてください。


ありがとうございました。




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